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ファイティング寿限無 祥伝社文庫

Danshiro Tatekawa

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396342272
ISBN 10 : 4396342276
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「売れるためには、落語以外の何かでマスコミに斬り込むンだ!」人気落語家の師匠の教えに従い“飛び道具”としてボクシングを始めた橘家小龍。過酷なトレーニングも何のその、次第にジムの面々や橘家一門も巻き込んで、本気でボクシングに打ち込んでゆく。目指すはチャンピオン!だが、その前に不敗のバンタム級王者が立ちふさがる!爽快にして痛快、青春小説の傑作。

【著者紹介】
立川談四楼 : 1951年、群馬県生まれ。70年に立川談志に入門。83年、立川流落語会第一期真打となり、同年「屈折十三年」で文壇デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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第4回酒飲み書店員大賞受賞作品。落語家の...

投稿日:2018/04/10 (火)

第4回酒飲み書店員大賞受賞作品。落語家の卵がなぜかボクシング世界チャンピオンを目指すストーリー。わかりやすい文体でサクサク進む。人情味溢れるキャラクターが数多く登場し、芸能界の裏事情もよく書いてある。なので読み飽きないのだ。青春モノが好きなら迷わず買いだ。

それでもね さん | 京都府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Roko

    師匠の「落語以外の特技を身につけろ、落語以外で売れる方法を考えろ」という言葉に触発されて、小龍はボクシングジムへ通うようになります。そこでトレーニングをし、プロテストに合格。龍太楼師匠にリングネームを付けてくださいとお願いして、頂いた名前が「ファイティング寿限無」でした。落語とボクシングの狭間で心が揺れる小龍ですけど、その一途さはとても心地よいのです。この本を読んだ後、「楽しかったなぁ〜」って気分が溢れてきました。そうだよね、やりたかったらやっちゃうしかないんだよね!

  • タルシル📖ヨムノスキー

    人気落語家である師匠の「売れるためには落語以外の何かで有名になれ!」という言葉に一念発起しボクシングを始めた橘家小龍の成長物語。まず自分の中でファイティング寿限無≠ニいうタイトルのインパクトがすごかった。そういえば今は亡き手塚治虫氏が「一つのことを極めるのも大切だが、できれば二足の草鞋を履け」みたいなことを言っていたのを思い出した。何かあった時の保険みたいなものといえばそんな気もするが、実際にはなかなか難しい。ボクシングのことはよくわからないけど、試合の場面では頭の中にロッキーのテーマがずっと鳴ってた。

  • hnzwd

    若手落語家が売れるために、落語以外の何かを、、と考えてたどり着いたのはボクシング。江戸っ子の師匠と跳ねっ返りの主人公という落語をテーマにした小説では割りとテンプレな感じもしますが、まあ、面白いからテンプレになるわけで。題材としたボクシングシーンも迫力あるし、楽しく読めました。

  • kakoboo

    20年以上前に出された作品でありながらもこうやって今でも愛されているというのは素晴らしいですね。トントン拍子感が強いものの、あくまで主人公の成長に軸を置いているのであればいいのかなかと。どちらかというと読み物として入り込ませるものがありました。興味深いのが大半がボクシングのことということ。でもそれはそれで重要だけど、それ以上に重要なメッセージに溢れているのがよかったです。一気読み間違いなしの作品をありがとうございました。 増山実さんの甘夏と〜と併せて読むと尚良し 一万円選書

  • naotan

    1万円選書から。師匠の夢が何ともリアルで、対戦シーンよりどきどきした。

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