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トランプ時代の米中と日本のチャンス(仮)

Daisuke Kondo

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062204903
ISBN 10 : 4062204908
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

トランプ政権発足とともに、ますます内向きになるアメリカ。迷走しながらも、さらに巨大化する中国経済。権力集中、覇権主義が進む一方で、脱政治、日本製品、日本文化を欲する「新しい中国人」が台頭。日中を巡る状況が激変するいま、日本に必要なのは、どのように「中国に対抗」するかではなく、どのように「中国を活用」するかの戦略だ!日本がしたたかに生きるための、これからの中国論。

目次 : 第1章 トランプ政権で激変する日米中関係(戦々恐々とする中国/ 緊迫する首相官邸 ほか)/ 第2章 権力集中という最大リスク(「核心」となった習近平/ 「反腐敗」という名の権力闘争 ほか)/ 第3章 混迷深まる中国経済(底に来ることに成功する?/ 治安維持と開放のバランス ほか)/ 第4章 日本が付き合うのは「新しい中国」(日本人のいない上海/ 「おひとり様の日」一日で売り上げ2兆円 ほか)

【著者紹介】
近藤大介 (評論家) : 1965年生まれ、埼玉県出身。東京大学卒業後、講談社入社。中国、朝鮮半島を中心とする東アジア分析をライフワークとする。講談社(北京)文化有限公司副社長を経て、『週刊現代』特別編集委員。2008年より明治大学講師(東アジア論)も兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • James Hayashi

    17年刊。チャイナウォッチャーの著者。好き嫌いを抜きにして中国をどう活用していくか?政治経済の停滞、習近平の独裁化で秋霜感もあるが、中央の強権により打開策も一挙に進む。スモッグに悩まされる中国は電気自動車に重点を置き、不便であったタクシーをUberで革新させ、キャッシュレスな社会はいろんな利点を生む。全ての上に共産党が存在する為、恐ろしさを感じるが、劇的な変化も可能。これが中国の強さか?表題に対しての回答はない。しかし現況を見せ将来の布石ともなる。

  • BLACK無糖好き

    マルクス主義・社会主義の堅持を唱えながら、熾烈な権力闘争に明け暮れる共産党指導部と、市場経済、国際化、IT社会の進展で、テレビで垂れ流される「抗日ドラマ」とは違う価値観を持ち始めた中国の一般庶民とのギャップ。ここにつけ込み、中国を更に活用すべきと著者は主張する。日本人ももっとしたたかになる必要があるのだろう。ネット動画の世界で中国人に大人気の山下智博という日本人の存在を知らなかった事で、著者は中国の若者たちから驚かれたようだが、自分も山下智博の事は全く知りませんでした^^; 

  • 謙信公

    日本を代表する中国通が、日本の対中戦略を展望。トランプ登場によりアメリカというバックが揺らぐ中、中国をうまく活用する「活中」こそが重要。習近平という稀代の経済オンチの権力者のもと、中国経済は迷走しながらもさらに巨大化し、権力集中、覇権主義が進む。一方で、脱政治、「親日」の「新しい中国人」3億超が台頭。日本企業は彼らを相手にすべき、と訴える。ただ、共産党の顔向き一つで変わるルール、知財意識の低さなど信頼できないのも事実。対中包囲網もできつつある。したたかなお付き合いもよいが、どうもしっくりこなかった印象だ。

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