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諸星大二郎 デビュー50周年記念 異界への扉

Daijiro Moroboshi

User Review :5.0
(3)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309291154
ISBN 10 : 4309291155
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan

Content Description

デビュー50周年記念の大規模な展覧会「諸星大二郎展 異界への扉」の公式図録。名シーンの原画、作品に関連する貴重な土器や絵巻、作品解説や新規インタビューも収録した豪華永久保存版。

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デビュー50周年記念の豪華大展覧会「諸星大二郎展 異界への扉」の公式図録。
名シーンの原画、作品に関連する貴重な土器や絵巻などの美術品・民俗資料、
10万字に及ぶ作品解説、諸星大二郎1万8千字最新インタビューを収録。
本書のための描き下ろしイラスト「アマビエ姫の上陸」も掲載。超永久保存版。


●諸星大二郎 描き下ろしイラスト3作品
「アマビエ姫の上陸」「展覧会メインビジュアル」「ご挨拶色紙」

●代表作の原画、作品に関わりの深い美術作品や歴史・民俗資料をたっぷり掲載。
1章 【1970年デビュー】 「異界」への出発点
2章 【日常/非日常】 異界への扉
3章 【民俗学/人類学/考古学】 再構築された「異界」
4章 【日本の神話/伝説/文学】 深遠にして身近な「異界」
5章 【中国の神話/伝説/文学】 長大な歴史の「異界」を描く
6章 【西洋の神話/伝説/文学】 異界の西洋 ―― もうひとつのナラティブ
7章 【博物誌/書誌】 諸星的「異界」の体系化
8章 【アート】 異界の扉の鍵

●諸星大二郎 50周年インタビュー
会場で展示する全作品について自ら語る、最新1万8千字インタビューを収録。

●特別寄稿 鎌田東二 「異形の神智学者」

●総論 「諸星大二郎世界の万博、あるいは旅行案内」
●評論1「異界の扉が開くとき、あなたは今のあなたですか?」
●評論2「世界夢の人」
●評論3「栞と紙魚子のはみだし書籍案内」
●評論4「童話と漫画」

●諸星大二郎 作品年譜
●展覧会 全出品リスト



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諸星大二郎
漫画家。1949年生まれ。
代表作に『西遊妖猿伝』『妖怪ハンター』『栞と紙魚子』『マッドメン』『諸怪志異』
『暗黒神話』『孔子暗黒伝』『海神記』など多数。
圧倒的な想像力と構築力によって紡ぎ出される数多の作品で唯一無二の世界観を確立。
2000年に第4回手塚治虫文化賞マンガ大賞、2008年に第12回文化庁メディア芸術祭
マンガ部門優秀賞、2014年に第64回芸術選奨文部科学大臣賞、
2018年に第47回日本漫画家協会賞コミック部門大賞など受賞歴多数。

【著者紹介】
諸星大二郎 : 漫画家。1949年生まれ。1970年、「COM」12月号に掲載された『ジュン子・恐喝』で実質的なデビューを果たし、1974年『生物都市』で第7回手塚賞を受賞。2000年に第4回手塚治虫文化賞マンガ大賞、2008年に第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2014年に第64回芸術選奨文部科学大臣賞、2018年に第47回日本漫画家協会賞コミック部門大賞など受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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30年来のモロ☆ファンです。 代表作の生原...

投稿日:2021/04/10 (土)

30年来のモロ☆ファンです。 代表作の生原稿の写真に各作品の詳細な解説を添えた展覧会の公式図録。 今までにも百貨店のイベントスペース等を借りたやや小規模な展示会は あったし自分も足を運んだけど、まさか全国の美術館を巡回する規模になる とは思いも寄らなかった。東京に来たら勿論自分も観に行きます。最低2回は。   肝心の書評を。 公式を謳うだけあって、内容(密度)の濃さはこれまでに刊行されたモロ先生 関連ムックでも随一かと。個人的には巻末の美術館関係の方々の寄稿文が 面白かった。モロ☆作品が専門家視点で語られるとこうなるのかと。

生きて、タヒぬだけ さん | 埼玉県 | 不明

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ボリュームも構成も紙質も印刷も、まったく...

投稿日:2021/02/28 (日)

ボリュームも構成も紙質も印刷も、まったくもって文句のつけようの無い素晴らしい本だと思います。生物都市や暗黒神話をリアルタイムで読んだ時は中学生だったので、それはこちらも齢をとる筈だと納得しつつ、飽きずに眺めています。50周年記念展の三鷹での開催が楽しみです。

うに さん | 不明 | 不明

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諸星大二郎展の公式目録。 よくまとまって...

投稿日:2021/02/28 (日)

諸星大二郎展の公式目録。 よくまとまっています。 先生のファンなら必携。

hama さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    そうか、「COM」で「ジュン子・恐喝」に出会ってからもう50年も経つのか。あの諸星義影さんが、諸星大二郎となって手塚賞を取り、「暗黒神話」で私の脳味噌を掻きむしってくれた。日常が異界へ溶け出していくような不安感が、あの独特の絵で表現されて、いつもその魅力の虜となった。画業50周年記念の展示会が、このコロナ禍の中開催されている。東京の開催がどうなるのか分からないが見に行きたいなぁ。まだまだ読んでいない作品もいっぱいあって、それも読みたいなぁ。

  • Vakira

    現在、三鷹市美術館ギャラリーにて諸星大二郎展が10/10日まで開催されている。この展覧会の公式図録がこれ。普通に本屋でも購入できます。図録なので少々値がはります。なので今までは本屋で見つけても手は伸びず。しかし、この展示会を見たらキッパリ購入。大二郎さんデビュー50周年、大二郎さんの原画以外にも作品に関連する数々の貴重な絵画、絵巻、土器などの美術品の展示と同様に図録にも掲載。大好きな画家ポール・デルボーの絵画も展示。裸女拝観。それが掲載、ウヒヒ。大二郎さんの全作品と発想の源泉。購入して良かったです。

  • こら

    先生の展覧会公式図録です。そうか、諸星大二郎が世に出てもう半世紀なんですね…テーマ別に分かれ、関連ある書物や遺物がカラーで載っているという贅沢な構成で、個人的には関連書籍の中では随一と思います。何回眺めても飽きないんですもん!

  • ぐうぐう

    デビュー50周年を記念した『諸星大二郎展 異界への扉』公式図録。漫画家としての諸星の魅力は、手塚治虫をして真似できないと言わしめた独特なペンタッチにあるが、原画がメインとなるはずの展示において、編年体ではなくジャンル別に構成されたスタイルでは、タッチの変遷を辿るのは難しい。しかし、作品のルーツとなる、民俗品や遺跡、絵画に書物といった原典を探る目的は、それはそれで収穫の多いものだ。ダリの『茹でた隠元豆のある柔らかい構造』から「黒い探求者」のヒルコ像が発想されたように、(つづく)

  • コーデ21

    2021年8月三鷹市美術ギャラリーで鑑賞したデビュー50周年記念の豪華大展覧会「諸星大二郎展 異界への扉」の時の公式図録。当時、欲しかったものの、あまりにも厚いページに恐れをなして未購入のままでした💦 今回は図書館にて貸し出し! 世界観&その画力はまさに唯一無二の諸星ワールド✨ が、いかんせん情報量が多過ぎて貸出期間内に読了はとうてい無理! 再度、貸出予定です😅

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