カッチーニとその娘たちの活躍を辿る充実の2枚組!
『麗しのアマリッリ』を筆頭に、17世紀初頭のイタリアにおける通奏低音つき独唱曲の発展に大きく寄与したジュリオ・カッチーニ。生前は当人も歌手として有名でしたが、2人の娘や息子も音楽家として活躍、作曲家として注目すべき業績も残しています。
父ジュリオの歌劇『エウリディーチェ』が録音デビュー作で、生前の作曲者と同じく自ら通奏低音楽器を弾きつつ独唱者としても活躍する才人ニコラ・アクテンは今回、自身の楽団であるスケルツィ・ムジカーリと共にカッチーニ父娘の偉業をCD2枚にわたってじっくり追求、最新の音楽史研究を踏まえた充実の録音を実現しました。
「カッチーニのアヴェ・マリア」として広く知られた現代作品にも触れながら、父の傑作群ほか2人の娘の驚くべき才能も緩急鮮やかに伝えてくれます。バロック音楽の本質たるイタリア声楽の真相に迫る「RICERCAR」ならではの待望企画と言ってよいでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
01. ピエロ・ストロッツィ[c.1510-1558]:じめじめした棲家を離れ
02. ジュリオ・カッチーニ[1551-1618]:東の門から
03. G.カッチーニ/ヨハン・ナウヴァハ[1595-1630]編:麗しのアマリッリ
04. G.カッチーニ:わたしは月を天より下らせ〜ラ・ペッレグリーナのインテルメディオ(1589)より
05. G.カッチーニ:輝く麗しの瞳もて
06. G.カッチーニ:ああ、容赦ない愛の神よ
07. G.カッチーニ/ピーター・フィリップス[1560/61-1628]編:ローマのジュリオ(・カッチーニ)の『アマリッリ』
08. G.カッチーニ:たとえ星々の彼方で
09. G.カッチーニ:天にもかほどの光はなく
10. G.カッチーニ:恵み深い幸せな瞳よ
11. G.カッチーニ:幸せな小鳥よ
12. G.カッチーニ:わが心よ、ああ苦悩するのはやめろ
13. エミリオ・デ・カヴァリエーリ[c.1550-1602]:フィレンツェの調べ
14. G.カッチーニ:聞きたまえ、エウテルペよ
15. G.カッチーニ:私の苦しみを憐れんでおくれ
16. G.カッチーニ:愛よ、私は去り行く
17. フランチェスカ・カッチーニ[1587-1641]:解き放て、愛しき両の頬よ
18. G.カッチーニ/編曲者不詳:麗しのアマリッリ
19. F.カッチーニ:福者セバスティアヌスよ
20. G.カッチーニ:『チェファロの強奪』終幕の合唱『筆舌に尽くせぬ強情』
27. G.カッチーニ:あなたの美しい手を
Disc2
01. F.カッチーニ:私は身も崩れんばかりに燃えさかり
02. セッティミア・カッチーニ[1591-c.1638]:もしも私の苦しみが
03. G.カッチーニ:帰ってきて、ああ私の幼子よ
04. F.カッチーニ:見よ、私は血を流して
05. F.カッチーニ:ここに真の希望ありと信じたが
06. F.カッチーニ:みずみずしき薔薇の花
07. G.カッチーニ:かつて泥沼に暮らしたわたしも
08. F.カッチーニ:風の翼に乗って
09. G.カッチーニ:あの熱きため息に
10. S.カッチーニ:わが心のなかの心たる人よ
11. F.カッチーニ:私にはわからない、あの微笑みが
12. S.カッチーニ:昔みた希望などすっかり忘れ
13. G.カッチーニ:おお、我が苦い涙の甘き源よ
14. F.カッチーニ:天の元后、喜びたまえ
15. S.カッチーニ:もうやめよう、容赦なく冷酷な美しさを求めるのは
16. G.カッチーニ:日がな一日泣き暮らし
17. S.カッチーニ:微笑みをたたえた二つの瞳が
18. S.カッチーニ:歌っている、鳥たちが
19. G.カッチーニ:愛の神よ、何を待っているのですか
20. F.カッチーニ:私を一人にしておいてください
21. ヴラディーミル・ヴァヴィロフ[1925-1973]/アクテン編:カッチーニのアヴェ・マリア
スケルツィ・ムジカーリ(声楽&古楽器アンサンブル)
グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ソプラノ)
イザベル・ドリュエ(メゾ・ソプラノ)、他
ニコラ・アクテン(バリトン、各種撥弦楽器、指揮)
録音時期:2023年8月12-15日、9月14-17日
録音場所:ベルギー中部ブリュッセル首都圏スハールベーク、ダダ・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル)