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The Art of Leonid Kogan (15CD)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
PWC15D0012
Number of Discs
:
15
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


レオニード・コーガンの芸術〜EMI録音集(15CD)

韓国WARNERから、ソ連の名ヴァイオリニスト、レオニード・コーガンがEMIにセッション録音した音源をまとめたCD15枚組のボックス・セットが登場。モノラル後期の1955年からステレオ初期の1963年にかけてレコーディングされた音源が収められています。
 各ディスクはオリジナル・ジャケット・デザイン仕様の紙ジャケットに封入され、表記やブックレットは英語となっています。

【EMI録音を網羅】
ソ連の名ヴァイオリニスト、レオニード・コーガン[1924-1982]は、少年時代にティボーとシゲティから高く評価されるほどの才能の持ち主で、1951年にエリザベート王妃国際音楽コンクールに優勝後は西側でも活躍するようになり、1955年にはEMIと契約して多くの録音をおこなうこととなります。
 コーガンは16歳年上のダヴィド・オイストラフ[1908-1974]と並び称されるほどの力量の持ち主。その技巧の切れ味はオイストラフをも凌ぐほどで、鋭角的な表現のテンションの高さは比類がありません。また、一方でその美しい音色をうまく生かした繊細で叙情的な音楽づくりにも人気があり、表現の幅はかなり広いものとなっています。
 パガニーニ作品を初めてソ連に積極的に紹介したことでも知られるコーガンのレパートリーは、バロックから現代に及ぶ広範囲なものでしたが、その研ぎ澄まされた音色と、独特の緊張感を孕んだスタイルはどの時代の音楽でも一貫しており、作品のフォルムを浮き立たせる表現力には実に見事なものがありました。
 このセットに収められた演奏は、コーガン30歳から38歳にかけての完璧なテクニックに裏打ちされたものばかりで、スペイン交響曲と、ブラームス、ベートーヴェン、チャイコフスキー、モーツァルト第3番の各ヴァイオリン協奏曲については、新旧録音が収められているため、比較なども興味深いところです。
 なお、2台ヴァイオリン作品のパートナーを務めているエリザベータ・ギレリスは、コーガンの夫人で、ピアニストのギレリスの実の妹でもあるという人物です。
 なお、アッカーマンとのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番が2つ収められてしまっていますが、これはオリジナル・アルバムになるべく従うという方針のためということです。

【収録情報】

Disc1
● ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 op.21

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 シャルル・ブリュック(指揮)

 録音:1955年 モノラル

Disc2
● バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
● バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042

● バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 BWV.1002より「サラバンド」

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 エリザベータ・ギレリス(ヴァイオリン:BWV.1043)
 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・アッカーマン(指揮)

 録音:1955〜56年 モノラル)

Disc3
● ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 op.78『雨の歌』
● ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 op.100

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 アンドレ・ムイトニク(ピアノ)

 録音:1955年 モノラル
Disc4
● モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・アッカーマン(指揮)

 録音:1955年 モノラル

● プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 op.63

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 バージル・キャメロン(指揮)

 録音:1955年 モノラル

Disc5
● ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 シャルル・ブリュック(指揮)

 録音:1955年 モノラル

Disc6
● チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)

 録音:1956年 モノラル

● ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 RV.317

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)

 録音:1956年 モノラル

● ロカテッリ:12の室内ソナタ op.6より第7番『トンボー』

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 アンドレ・ムイトニク(ピアノ)

 録音:1956年 モノラル

Disc7
● パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 op.6

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 シャルル・ブリュック(指揮)

 録音:1955年 モノラル

● パガニーニ:カンタービレ op.17

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 アンドレ・ムイトニク(ピアノ:カンタービレ)

 録音:1955年 モノラル

Disc8
● ラロ:スペイン交響曲ニ短調 op.21
● チャイコフスキー:憂鬱なセレナード op.26

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 キリル・コンドラシン(指揮)

 録音:1959年 ステレオ

Disc9
● ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 キリル・コンドラシン(指揮)

 録音:1959年 ステレオ)

Disc10
● チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35
● チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出 op.42より「瞑想曲」

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)

 録音:1959年 ステレオ

Disc11
● ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)

 録音:1959年 ステレオ
Disc12
● モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番ト長調 K.216
● メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 op.64

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)

 録音:1959年 ステレオ
Disc13
● ルクレール:2台のヴァイオリンのための6つのソナタ op.3より第3番ハ長調
● ルクレール:2台のヴァイオリンのための6つのソナタ op.3より第1番ト長調
● テレマン:2台のヴァイオリンのための6つのカノン風ソナタより第1番ト長調
● イザイ:2台のヴァイオリンのためのソナタ第1番ハ長調
 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 エリザベータ・ギレリス(ヴァイオリン)

 録音:1963年 ステレオ

Disc14
● モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・アッカーマン(指揮)

 録音:1955年 モノラル

● モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219『トルコ風』

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)

 録音:1957年 モノラル

Disc15
● ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 パリ音楽院管弦楽団
 アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)
 録音:1957年 モノラル

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