Sonatas, Songs & Chant-20th Century Music For Violin & Piano: Auerbach Pierce Duo

ピアノとヴァイオリンのための20世紀音楽

ニューヨークで開催されたアメリカン微分音音楽フェスを通じて1990年代に知り合い、2014年にコンビでの活動をスタートしたアウアーバック（ヴァイオリン）とピアース（ピアノ）によるデュオの最新アルバム。前作『悪魔のトリル』でも微分音開拓期の作曲家アロイス・ハーバ[1893-1973]作品をフィーチャー（世界初録音）して話題を集めた2人が、今回はラヴェルやアイヴズ、ブロッホを筆頭に20世紀音楽にフォーカス。
　注目は女王アンネ＝ゾフィー・ムターへの提供曲として知られるセバスティアン・カリアー作曲のミステリアスな『アフターソング』。微分音音楽の追究者である旧ソ連生まれのフランスの作曲家イワン・ヴィシネグラツキーの『嘆きの歌』も必聴です。（輸入元情報）

【収録情報】
● カリアー[1959-]：アフターソング
● ブロッホ[1880-1959]：バール・シェム〜『ニーグン』
● アイヴズ[1874-1954]：ヴァイオリン・ソナタ第2番
● ヴィシネグラツキー[1893-1979]：嘆きの歌とエチュード〜『嘆きの歌』
● ラヴェル[1875-1937]：ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調

　アウアーバック＝ピアース・デュオ
　　ダン・アウターバック（ヴァイオリン）
　　ジョシュア・ピアース（ピアノ）

　録音時期：2020年9月28-30日
　録音場所：トロイ・セーヴィング・バンク・ミュージック・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）