CD

Satomi Fukuzawa : Chausson Poeme, Ysaye Reve d'enfant, Franck Sonata

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TTOC0070
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

福澤里泉/ショーソン:ポエム、イザイ:リーヴドンフォント、フランク:ヴァイオリン・ソナタ

緻密さと力強さに加え、歌うような音色を得意とする実力派ヴァイオリニスト、福澤里泉によるファースト・アルバム!
 192KHz / 32bit高解像度レコーディング。さらに特典として192KHz / 24bitハイレゾ音源2曲が楽しめるダウンロード用QRコード付き!(販売元情報)

【収録情報】
● ショーソン:詩曲 Op.25
● イザイ:子供の夢 Op.14
● フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

 福澤里泉
(ヴァイオリン)
 北端祥人(ピアノ)

 録音時期:2023年4月14,15日
 録音場所:茨城県、T-TOC STUDIO
 録音方式:ステレオ(192KHz/32bitデジタル/セッション)

 Total Engineer & Produced by 金野貴明

【福澤里泉(SATOMI FUKUZAWA)】
11歳よりヴァイオリンを始める。
京都市立京都堀川音楽高等学校、京都市立芸術大学卒業。
第9回日本演奏家コンクール第2位併せて協会賞、第12回大阪国際音楽コンクール第2位、第24回京都芸術祭音楽部門デビューコンサートにて聴衆賞受賞など、数々のコンクールに入賞。
2012年・京都青山音楽記念館バロックザールにて、2015年・日本演奏連盟文化庁主催で大阪・いずみホールにて、ソロリサイタルを開催。
2017年・NHK-FMリサイタル・ノヴァの番組に出演。
アマービレフィルハーモニー管弦楽団などオーケストラのソリストとして共演多数。
西川節子、田村隆至、木村和代、故若林暢、佐藤一紀、戸田弥生、バブアゼ・ゲオルギ、森悠子、小森谷巧・高木和弘の各氏に師事。
兵庫芸術文化センター管弦楽団コアメンバーとレジデント・プレイヤーを経て現在、ソロリサイタルを定期的に開催。
また、室内楽・オーケストラ客演・プロダンサーとの共演・舞台・テレビ出演・レコーディング・アーティストのサポートなど全国で幅広く活動。(販売元情報)

Track List   

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若き俊英ヴァイオリニストとピアニストのデ...

投稿日:2024/04/26 (金)

若き俊英ヴァイオリニストとピアニストのデュオによる秀逸なCD録音演奏である。 本CDに収められている曲に聴きなれたクラシックファンでも、一度この2人の演奏を聴けば、その完成度に思わず耳を傾けうならされるほど、ハイレベルで充実した作品に仕上げられている。 ショーソンの「詩曲」では、ヴァイオリンがたっぷりとゆったりしたテンポでメロディーを朗々と謳いあげ、ピアノはヴァイオリンの音色に乗せて、 浮き立つような美しい分散和音を響かせる。ヴァイオリンは高音部はシャープで繊細、透明感ある透徹した音色が際立つ。主張の意図が明確に示されるメリハリのある演奏は、中でも後半部のクライマックスに達する速いパッセージに向けてのスリリングな切迫感に説得力がある。 フランクのヴァイオリン・ソナタは、奏者がまさに満を持して収録したと思われる充実感に溢れた演奏が繰り広げられる。 福澤のヴァイオリンは力まず慌てずせっぱつまらず、たっぷりと余裕のある、つねに聴き手に語りかけるような歌い方を貫徹する。技術的にもフレージングや音色の緻密な変化のつけ方が際立っており、低音は太く重厚感があると同時に、ピンと筋の張った伸びのある音色を醸しだす一方で、高音は細い線で透徹した美しい音色を輝かせる。ヴァイオリンを終始支える北端のピアノは、一貫して透明感ある深く味わい深い響きを保持している。 第1楽章:冒頭は物憂いに耽るようなヴァイオリンの悩ましげな音色で開始され、たっぷりと息の長いフレージングがクライマックスに向けて奏でられる。この曲の主人公の心情を見事に描写しているかのようである。 第2楽章:曲が高揚し頂点に達するまでの緊張感と切迫感、途中の緩徐部分冒頭のディミヌエンド、曲のフィナーレに向けてのクレッシェンドなど、強弱緩急の変化に富んだ自在な表現が圧巻であり聴き手を圧倒する。 第3楽章:冒頭部分の重音を響かせたヴァイオリンのソロと、それにつづくピアノとヴァイオリンの掛け合いが曲のモチーフを見事に反映させている。 中間部に現われるノスタルジックな旋律も、感情におぼれることのない、飾り気ない素朴さがかえって聴き手の共感を誘う。 第4楽章:冒頭のメロディーがインテンポで淡々と進行するのとは対照的に、中間部からはピアノとヴァイオリンによる強弱緩急に富んだ表現が駆使され、クライマックス〜フィナーレへと移行する。

今本 秀爾 さん | 大阪府 | 不明

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