CD

Romanza : Kyoko Yoshida(Vn)Mitsutaka Shiraishi(P)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
NYCC27299
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

吉田恭子、待望の新録音!
グァルネリ・デル・ジェスの芳醇な響きが奏でる
ロマン溢れる小品の数々・・・


【Romanza ─アルバムによせて─】
「デビューアルバムの録音から一貫して私の中にある「大切」なことは、往年のヴィルトゥオーソ達の声を後世に残すということです。巨匠達が、自ら演奏するために書いたヴァイオリンの小品には、彼らのひらめき、鮮やかな名人芸、メロディーの美しさ、どこをとってもヴァイオリンへの情熱が感じられます。数年前より廃盤、絶版になってしまい埋もれそうになっているロマン溢れる作品を掘り起こして参りました。レオポルド・アウアー、アウグスト・ウィルヘルミ、ダヴィッド・オイストラフ、フリッツ・クライスラー等、優れたヴァイオリニスト達の綴った作品をここに録音出来たことを、心から感謝しております。想像を越える驚き、静寂、柔らかなゆらぎの中から生まれた本作品を、是非多くの方に愛聴頂ければ幸いです。ヴィルトゥオーゾ達への尊敬と憧れを込めて。」 ヴァイオリニスト 吉田恭子

日本を代表する名ヴァイオリニスト、吉田恭子の待望の新アルバムです。彼女はこれまでにも、「祈り」や「ノスタルジア」など様々なコンセプトに基づいた珠玉のようなアルバムをリリースし、そのどれもが高く絶賛されていますが、今回のアルバムでは、これまでとは少し趣向を替え、彼女が敬愛する往年の名手たちの編曲を再現し、それを継承するということに主眼が置かれています。収録されている作品は、一見、どれもお馴染みの小品に見えますが、その曲ひとつひとつに、オイストラフやウィルヘルミなど巨匠たちの息遣いが感じられるのことでしょう。そして、これらを慈しむかのような彼女の演奏からも、深い愛情と類い稀なる香気が立ち上ります。時代を越えて継承されていく音楽を体感してください。

「古き佳き時代を知る江藤俊哉、アーロン・ロザンドに導かれた吉田恭子さんは、リサイタルであれコンチェルトであれ、あるいはサロンでの演奏であれ、音に「語り」や「物語」を添える。レオポルド・アウアーからエフレム・ジンバリストに。ジンバリストからロザンドヘ。そしてロザンドから恭子さんに。流儀ばかりでなく、ロマンの息吹も受け継がれた。 ワーグナーの「秘曲」に酔いしれる。タンゴやチャールダッシュに喝采を贈り、世紀転換期のウィーンで喝采を博したコルンゴルトの夢幻のワルツに涙する。名曲の大河、山脈を愛してやまない吉田恭子さんと、やはり広範な楽の音、楽譜に通じた白石光隆さんの交歓がここに。満喫したい。」 奥田佳道 ライナーノートより(NAXOS JAPAN)

【収録情報】
● ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏(クライスラー編曲)
● シューマン:ミルテの花より『献呈』(アウアー編曲、吉村龍太補作)
● コルンゴルト:歌劇『死の都』 Op.12より『ピエロの踊り歌』
● マスネ:タイスの瞑想曲
● ワックスマン:トリスタンとイゾルデ幻想曲
● リスト:ワルツ・カプリース第6番『ウィーンの夜会』(オイストラフ編曲)
● ワーグナー:アルバムの綴り(ウィルヘルミ編曲)
● ドビュッシー:月の光
● シューベルト:アヴェ・マリア(ウィルヘルミ編曲)
● モンティ:チャールダッシュ
● ショスタコーヴィチ:ロマンス(映画『馬あぶ』より)
● ガルデル:タンゴ(ウィリアムズ編曲)

 吉田恭子(ヴァイオリン)
 白石光隆(ピアノ)

 録音時期:2015年12月2,3日
 録音場所:埼玉県、彩の国さいたま芸術劇場、音楽ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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