Pisen Lasky (Song of Love)-Violin Pieces : Jun Tsujii(Vn)Yumi Fujii(P)

辻井 淳のヴァイオリン小品集
オタケンレコード移籍第３弾！

【制作者より】
「若書きにしては、堂々としたエネスクのバラードに始まり、ディニークで早くも辻井淳の神業に驚かされます。ビーチはロマンチックな曲想の優れたメロディメーカーで、今回の注目株。戦前のアメリカの女流ということで、興味をそそります。面白いのはヴュータンのアメリカの思い出。ヴュータンらしい序奏の後にすぐアルプス一万尺のメロディが。これが何度も変奏され、最後に盛り上げられます。他にもダンブロジオ等、これがクライスラーの作品ならもっとメジャーになっていたろうなと思わせる作品が目白押し。タイトルロールの愛の歌、最後のサンサーンスは誠に見事な名曲の名演と言えるのではないでしょうか？どうぞ今回も辻井淳のヴァイオリンの世界をご堪能くださいませ。」（オタケンレコード　太田憲志）

【収録情報】
● エネスコ：バラード
● ディニーク：時計
● ビーチ：ロマンス op.23
● ドヴォルザーク：スラヴ舞曲第8番（カモネッティ編）
● ハルフター：ドルシネア姫のセレナード
● ヴュータン：アメリカの思い出
● スクリャービン：3度のエチュード op.8-10（シゲティ編）
● ミュザン：マズルカ
● ダンブロジオ：カンツォネッタ
● ダンブロジオ：セレナータ
● ブラームス：ハンガリー舞曲第19番（ヨアヒム編）
● フバイ：セギデイーリャ op.121-2
● スーク：愛の歌（コチアン編）
● サン＝サーンス：ワルツ形式のカプリース（イザイ編）

　辻井 淳（ヴァイオリン）
　藤井由美（ピアノ）

　録音時期：2015年8月
　録音場所：滋賀県高島市ガリバーホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）