CD

Franck, Debussy, Ravel: Violin Sonata: Francescatti(Vn)Casadesus Balsam(P)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC1568
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

1946年と55年に録音された名盤。LP2枚分をCD1枚に収録。モノラル録音ながらフランチェスカッティの甘美で艶のある音色が愉しめる。感情の起伏が大きく、旋律をタップリと歌わせるボウイングの妙。現代的な演奏とはひと味違うのだが、その洗練された演奏スタイルは佳き時代の風合いがある。名演。(長)(CDジャーナル データベースより)

Track List   

Customer Reviews

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フランクを色々聴いたがこの演奏が良い。モ...

投稿日:2023/02/19 (日)

フランクを色々聴いたがこの演奏が良い。モノラルだが音も良い。スワンの恋で作者はエネスコの演奏を参考とし実に見事な音楽描写を繰り広げている。残念ながら現在エネスコの録音は入手出来ないが、このフランチェスカッティとカサドシュの演奏はスワンの恋にとても良く似合うと思う。

クジラ さん | 東京都 | 不明

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スリリングという形容詞がまさしくぴったり...

投稿日:2013/10/24 (木)

スリリングという形容詞がまさしくぴったりな、痛快な超絶技巧に、ちょっと聴くとヴァルネリかなと思うような、練れたビブラートのかかった、太く美しい音色。’50年代のアメリカで、フランチェスカッティは、ハイフェッツに比肩しうる数少ない名手の一人だった。 父親がパガニーニの門弟シヴォリに学んだ関係から、パガニーニ直系のヴァイオリニストと言われ、実際にパガニーニを得意としていた彼は、そういう方面で評価されたりもしたが、我々LP世代の生き残りとしては、やはり、サン=サーンスの協奏曲第3番や、ラロの『スペイン交響曲』、カサドシュと組んだフランクやフォーレのソナタ等、フランスものの名手、という印象が強い。私は、フランクとフォーレのソナタはすぐ入手できたが、ラヴェルのソナタがなかなか入手できず、心斎橋や、神田界隈をさまよった思い出も、今はなつかしい。(まさしくこのCDのジャケットと同じデザインの、米オリジナル盤LPを入手できたのは、ごく最近のことである。) 彼はティボーにも学んでおり、ティボーの弟子と言われることもあるが、ティボー流の歌い回し、弾きくずし、みたいなものはなく、解釈は今聴いても特に不満はない正統派である。これは合理主義華やかなりし’50年代のアメリカ、という時代背景によるものが大きいと思う。 もっとも、ある種「ワンパターン」とか、「大げさ」みたいな批判があるのも確かだが、ハイフェッツでさえ「冷たい」とか、「機械的」とか言われたりするわけで、この辺は、最終的に好き嫌いの問題だと思う。 しかし、彼の魅力は何と言ってもその美音であろう。これは、たぶん、知人の知人からまた聞きした話なので、話半分で読んで欲しい。 フランチェスカッティは晩年、節を汚すことなく、あっさりと引退を宣言し、フランスの片田舎で余生を過ごしていた。ある時、友人だったパガニーニ弾きのアッカルドが、フランチェスカッティの愛器(『ハート』というあだ名のついたストラディバリ)を借りて、いくつかのアンコールピースを録音し、CD化して発売した。ところが、それを聴いた人の話によると、フランチェスカッティのLPやCDとは、似ても似つかない音色だった、という。 私は、もちろん、アッカルドを中傷するためにこの話を書いたわけではないが、聞いた時、さもありなん、と思った。フランチェスカッティのどんなLPであろうと、CDであろうと、また近年発掘されるライヴであろうと、必ず聴き取れる、あの素晴らしい音色を、他の人が再現することは困難だと思われるからだ。(なぜあんな音が出せるのか、と聞かれても、私にはさっぱりわからない。すみません。) しかし、と私は思う。20世紀の偉大なるヴァイオリニストのうち、フランチェスカッティほど再評価の遅れている、あるいは、一向にCD全集の発売されないヴァイオリニストも稀なんじゃないか?と。 私自身は特に気をつけて集めていたので、フランク、フォーレ、ラヴェル等の主要録音はもうとっくの昔にCDで入手していたし、また、ウォルトンの協奏曲(超名演)や、カサドシュのソナタ(!?)みたいなレア物も持ってはいる。 しかし、ある世代、レーベルを代表するヴァイオリニストとして、私の持っていないお宝音源もかなりあるはずで(具体的には、自分がLPで持っていて、SONYから正規にCD化されていないものだけでも、シューベルトの幻想曲、パガニーニの奇想曲の抜粋(ただし、ピアノ伴奏付き)や、ヴィラ=ロボスの小品『ブラック・スワン』(!)、クライスラーの小品など、結構ある。)、ぜひともこのヴァイオリニストの全体像が俯瞰できるような、価値のある、オリジナルマスターからのCD全集発売を期待している。 できればハイフェッツ・コレクションのような、オリジナル紙ジャケットで発売して頂ければ、私も、もう、思い残すことはほとんどない。(あくまで、クラヲタとして、だけど。) SONYさんには、ここはひとつ、ぜひ頑張って欲しいと思う。

箕面猿。 さん | 大阪府 | 不明

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