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Deux -Bartok, Poulenc, Ravel : Patricia Kopatchinskaja(Vn)Polina Leschenko(P)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALPHA387
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


Deux - バルトーク、プーランク、ラヴェル、他
パトリツィア・コパチンスカヤ


2015年リリースの衝撃作『TAKE 2 ヴァイオリニストと二人で』での斬新な演奏、シューベルト『死と乙女』をめぐる弦楽合奏アルバムでは指揮もこなし、グラミー賞を受賞。クラシック演奏の通念を次々と塗り替えてゆく驚異的な才能を持つヴァイオリニスト、パトリシア・コパチンスカヤの新しい1枚は、シンプルなプーランク、バルトーク、ラヴェルのソナタ的作品集。しかし、その演奏は実に刺激的で、特にバルトークでの妖艶な音色には思わずため息が出るほど。
 パートナーを務めるレスチェンコは、アルゲリッチが絶賛する名手。2人が紡ぎ出す独特の響きは、一度でも耳にしたら決して忘れることはできません。(輸入元情報)

【収録情報】
● プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119
● ドホナーニ:ドリーブ『コッペリア』のワルツ
● バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76
● ラヴェル:ツィガーヌ


 パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
 ポリーナ・レシチェンコ(ピアノ)

 録音時期:2017年6月
 録音場所:グルノーブル、MC2
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Customer Reviews

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20世紀の前半は一際妖しい時代だった 前世...

投稿日:2018/09/26 (水)

20世紀の前半は一際妖しい時代だった 前世紀末のデカダンスは新世紀に入って現実に広がる不安と驚異となって立ち現れた 人々の内面は均衡を欠いた不健康な情緒をもって閉塞していった コパチンスカヤとレシチェンコが編んだプログラムはその悪魔的な時代に産み落とされた作品群だ 演奏者には面白く技量の見せ場となるが 聴く者に意気軒高で爽快な気分は醸成されない コパチンスカヤとレシチェンコの演奏が輪に輪を掛けて面妖な雰囲気を醸す バルトークが1922年 ラヴェルが1924年 プーランクは1943年の成立初演だが Vnソナタ作曲の試みは第一次世界大戦から始まっており 再三の取り組みにも拘らず完成できなかった 1940年にヌヴーの依頼を受けて漸く日の目を見たのだった プーランクはスペイン的なるもの バルトークは無国籍 ラヴェルはハンガリー・ロマ風と素材は異なれど 頽廃的な風が吹いている ”二人”の演奏は客観の支点に立ちながら想像力の翼を広げ羽撃かせている あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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