Barylli SP Recordings 1936, Schneiderhan SP Recordings +Odnoposoff

ヴァルター・バリリ、ドイツ・ポリドールＳＰ全録音

蘇った、全７曲に及ぶバリリ１５歳のドイツ・ポリドールＳＰ録音！
２人のウィーン・フィル　コンサート・マスター、バリリ＆シュナイダーハンＳＰ録音集

【ウィーン奏法に新たな道を開く】
「ウィーン流派の伝統的な奏法と、新しい時代に即応した様式を加味し、優雅な音色により、両者を見事に調和させる工夫を図っている。ウィーン奏法に新たな道を開くことによって、ワルター・バリリは職業音楽家としてのスタートを切ったことになる。」〜幸松 肇氏のライナーノートより〜
　ウィーン・フィルのコンマスの座を巡り、しのぎを削ったシュナイダーハンとオドゥノポゾフも収録。ヴァルター・バリリのベルリンでのSP録音回想録をブックレットに掲載。（Regulus）

【収録情報】
『ヴァルター・バリリ／ドイツ・ポリドールSP全録音』
● ショパン：夜想曲 変ホ長調 op.9-2（編曲：サラサーテ）
● ヴィエニャフスキ：スケルツォ・タランテラ op.16
● ドヴォルザーク：ユモレスク第7番
● マスネ：タイスの瞑想曲
● チャイコフスキー：カンツォネッタ〜ヴァイオリン協奏曲
● フォスター：スワニー河（故郷の人々）（編曲：ロイター）
● パガニーニ：モーゼ幻想曲

　ヴァルター・バリリ（ヴァイオリン）
　オットー・A・グラーフ（ピアノ）
　録音：1936年

『ヴォルフガング・シュナイダーハン／コロンビアSP録音集』
● ブラームス：ハンガリー舞曲第5番（編曲：ヨアヒム）
● ナッシュ：メヌエット
● サン＝サーンス：白鳥
● フィビヒ：詩曲
● フランツ・リース：無窮動（常動曲）
● ダンブロジオ：セレナード op.4

　ヴォルフガング・シュナイダーハン（ヴァイオリン）
　オットー・シュルホフ（ピアノ）
　パーシー・B・カーン（ピアノ）
　録音：1934年、他

『Bonus：リカルド・オドノポソフ／シャコンヌ』
● J.S.バッハ：シャコンヌ（無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より）

　リカルド・オドノポソフ（ヴァイオリン）
　録音：1952年頃

　録音方式：モノラル
　音源（バリリ＆シュナイダーハン）：東京藝術大学野澤コレクション