Selina Ott : Honegger, Gliere, Vasilenko, Desenclos, Sutermeister

注目のトランペット奏者セリーナ・オット。
第2作ではピアノとともに魅力あふれる演奏を披露！

2018年「ミュンヘン国際音楽コンクール」トランペット部門の覇者、セリーナ・オット。弱冠20歳でトランペット部門初の女性優勝者となった彼女は、ケルンWDR響、ベルリン・ドイツ響、チェコ・フィルなどヨーロッパ各地のオーケストラと共演、バッハフェスト・ライプツィヒ、グラフェネック、ラインガウ、バルセロナやブレーメンなどの音楽祭などに多く招聘されています。またソリストとしてウィーン・コンツェルトハウス、ザルツブルク・モーツァルテウム、ウィーン楽友協会などでコンサートを開催するなど、輝かしいキャリアを歩み始めています。
　アルバム第1作ではオーケストラをバックに超絶技巧と溢れる歌心を披露した彼女、今作ではこれまでにも共演を重ねてきた台湾出身のピアニスト、リン・エン＝チァの伴奏で伸び伸びとした演奏を聴かせます。彼女のお気に入り、アルフレッド・デザンクロ[1912-1971]の『呪文、挽歌と踊り』も収録。オーケストラとの共演とはまた違った曲の魅力に開眼です。名手ティモフェイ・ドクシツェルが編曲したグリエールの協奏曲も聴きどころ。まさに歌うように奏でる彼女のトランペットを存分に堪能できます。（輸入元情報）

【収録情報】
● オネゲル：イントラーダ (1947)
● デザンクロ：呪文、挽歌と踊り〜トランペットとピアノのための (1953)
● ズーターマイスター：演奏会用ガヴォット (1950)
● ヴァシレンコ：協奏的詩曲 ハ短調 Op.113 (1945)
● グリエール：協奏曲ヘ短調 Op.82（原曲：コロラトゥーラ・ソプラノとオーケストラのための協奏曲、ドクシツェル編）

　セリーナ・オット（トランペット）
　リン・エン＝チァ（ピアノ）

　録音時期：2020年2月26-29日
　録音場所：オーストリア、ノイレンバッハ音楽祭
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）