Censored Anthems -Shostakovich, Weinberg, Mirzoyan : Ian Niederhoffer / Parlando, Aubree Oliverson(Vn)

検閲されたアンセム

ニューヨークを拠点に活動し、「ミュージカル・アメリカ」のニュー・アーティストおよび「BBCライジングスター」に選出されたイアン・ニーダーホッファーは、現在最も躍進中の若手指揮者のひとり。2019年に彼が組織した室内オーケストラ「パルランド」と共に、ソヴィエト連邦で検閲に苦しめられた作曲家たちの作品を集めたアルバムを制作しました。
　それぞれの作品に深い共感を示し切れ味の鋭い演奏を聴かせており、中でもミルゾヤンとヴァインベルグは素晴らしい聴き応えとなっています。最後には収録した3つの作品について、国家による検閲の影響をニーダーホッファー自身が論じています（英語）。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ドミトリー・ショスタコーヴィチ[1906-1975]：歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』〜アダージョ〜ニーダーホッファー編、弦楽合奏版
2. ミェチスワフ・ヴァインベルグ[1919-1996]：ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 Op.42
3. エドヴァルド・ミルゾヤン[1921-2012]：弦楽とティンパニのための交響曲
4. 検閲された音とはどのようなものか？〜ニーダーホッファーによる解説（英語）

　オーブリー・オリヴァーソン（ヴァイオリン：2）
　パルランド（室内オーケストラ）
　イアン・ニーダーホッファー（指揮、ナレーション：4）

　録音時期：2023〜2024年
　録音場所：ニューヨーク
　録音方式：ステレオ（デジタル）