CD

Masatomo Tomikawa : TÚ Y YO

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KCD2091
Number of Discs
:
1
Label
:
Omf
Format
:
CD

Product Description

富川勝智/TÚ Y YO(あなたとわたし)〜スパニッシュギター秘曲集

「フランシスコ・タレガ。フェレール、ボッシュ、マンホン、プラッテン夫人など、近代ギター奏法の父と呼ばれる彼と同時代に活躍したギタリスト達の作品を通じて、「スパニッシュギター」におけるロマン派音楽がどのような変遷を遂げたかを見ていく。「スパニッシュギター」のロマン派は試行錯誤の連続であった。彼らの作品には必ずギターらしさが存在し、それは「スペイン的なもの」と同義であった。彼らが求めた「スパニッシュギター」音楽の書法や美学はその後も「ギターらしさ」として命脈を保ち続ける。マヌエル・デ・ファリャによる「ギタリスト以外による初の本格的なギター作品」(讃歌『ドビュッシーの墓に捧げる』)の登場によって、クラシックギター音楽は20世紀以降、数多くの近現代作品が生み出される。だが、このファリャでさえも、この時点までにギタリスト作曲家達が目指してきた「スパニッシュギター」の美学を忘れてはいない。近現代以降のクラシックギターというジャンルを理解する上でも、タレガとその前後の時期に活動したギタリスト達の作品を知ることは必須である。彼らの葛藤と試行錯誤の過程こそが、近現代ギター音楽への《道しるべ》となったのだから・・・」(販売元情報)

【収録情報】
● ファリャ:讃歌『ドビュッシーの墓に捧げる』
● フェレール:君がいない Op.61
● フェレール:夜の深想 Op.44
● プラッテン夫人:人生のエピソード(哀しみ/失われた愛/嘆き)
● タレガ:モーロ風舞曲
● タレガ:アラビア風奇想曲(セレナード)
● バリオス:オリーブの木立
● バリオス:グラナダの花
● バリオス:アルハンブラの小川(思い出/トナディーリャ)
● カリェーハ:ロマンサ Op.62
● ブロカ:黄昏(アンダンテ/モデラート/アレグレット)
● ソリア:ラ・マンチャのセギディーリャ
● ソリア:タンゴ
● ウエルタ:悲しい思い出 Op.62
● アルカス:ボレロ
● ボッシュ:パッサカリア
● ボッシュ:モーロの嘆き Op.85
● ヒメネス=マンホン:あなたとわたし(デュエット)


 富川勝智(クラシックギター/Arcángel Fernández 1997)

 録音時期:2020年10月4-8日
 録音場所:東京、稲城市立iプラザ ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 仕様:ジュエルケース仕様
 曲目解説付き

【富川勝智 とみかわまさとも】
クラシックギタークラシックギターの本格的なプログラムによる演奏会と同時に、バロックギターやビウエラなどを用いた古楽の分野でも精力的に活動を行っている。またジャズやポピュラーのミュージシャンとの共演も多く、ジャンルに囚われない活動も注目されている。
1972年北海道札幌生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。ギターを佐藤佳樹、手塚健旨両氏に師事する。その後スペインに渡り、ホセ・ルイス・ゴンサレス、アレックス・ガロベーに師事。帰国後、精力的に演奏活動を行うとともに、ヤマハやシンコーミュージックなどの出版物への編曲や教本執筆なども行う。音楽史への造詣も深く、ギター専門誌の連載を含め、楽曲解説や奏法解説を多数執筆。「ガルシア・ロルカと同時代のギタリストたち」をはじめ本格的な研究論文を発表し、ギター史研究家としても精力的に執筆活動をしている。
洗足学園音楽大学クラシックギター科講師。公益社団法人日本ギター連盟理事。ギターリーダーズクラブ正会員。日本音楽表現学会会員。CD「サーキュレーション」や「組曲 プラテーロとわたし」は富川のギター史への深い知識と演奏家としての優れたアンサンブル能力を感じさせる名盤としてレコード芸術誌などで高く評価されている。(販売元情報)

Track List   

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