Alexandra Whittingham : Letters from Paris

新世代の女性クラシック・ギタリスト、
『憧れのパリ』のアルバムでデッカ・デビュー

イギリス出身の女性クラシック・ギタリスト、アレグザンドラ・ホイッティンガムのデッカ・デビュー・アルバム。1995年生まれのホイッティンガムは19歳の時にフランスのピュイ＝レヴェックという村のギター・フェスティヴァルに招かれ、そこで初めてソロ・リサイタルを行ってからその土地に魅了され、それ以来多くの時間をフランスで過ごすことになりました。「私にとってフランスはすべてが始まったところです」（アレグザンドラ・ホイッティンガム）。
　すでにストリーミング・アーティストとして人気を得ている彼女にとって初となる今回のフル・アルバムは、もの悲しい小品から、フレンチ・シャンソンの心躍るメロディまで、フランスを代表する音楽の登場人物を巡る旅となっています。フランスで愛される作曲家たちの名曲に加えて、多くのリスナーにとっては初めて出会うかもしれない作品も含まれています。何世紀にもわたり詩人や芸術家、音楽家たちの想像力をかき立ててきた街、郷愁に満ち、恋や情熱の歌にインスピレーションを与えてきた街、私たちはそんなフィクションの中のパリという街で、シャンゼリゼ通りで気ままに踊り、モンマルトルでコーヒーを飲み、セーヌ川のバラ色の景色を見てきました。ホイッティンガムは、そんなパリの街角で踊り、歌い、そして涙する旅に私たちをこのアルバムで連れて行ってくれます。同世代のアーティストたちとの共演、特別委嘱による7つの新編曲、そしてホイッティンガムの憧れの存在であるフランスのギタリストで作曲家のローラン・ディアンスによる2曲の編曲も収録されています。（輸入元情報）

【収録情報】
01. La foule（群衆）〜アンヘル・カブラル／ディアンス編
02. バラ色の人生〜エディット・ピアフ／ルイギ／スノーデン編
03. 亜麻色の髪の乙女〜ドビュッシー／ブリーム編
04. パリのお嬢さん〜ポール・デュラン／S.ゴス編
05. ある午後のかぞえ詩　映画『アメリ』より〜ヤン・ティルセン／J.Lefvert編
06. 3つの無言歌 Op.17〜第3番：アンダンテ・モデラート〜フォーレ／M.Lewin編
07. 愛の讃歌〜マルグリット・モノー／ディアンス編
08. シャンソン ロ短調 Op.71〜フランシス・クレンジャンス
09. ワルツ第1集〜第6番：Assez Vite〜レイナルド・アーン／S.ゴス編
10. 忘れじのおもかげ〜シャルル・アズナブール／S.ゴス編
11. 灰色の歌〜第5曲：恍惚のとき〜レイナルド・アーン／S.ゴス編
12. グノシエンヌ第1番〜サティ／ディアンス編
13. ワルツ第19番イ短調〜ショパン／クピンスキー・ギター・デュオ編
14. リズミカルな踊り〜イダ・プレスティ
15. Douce Souvenance〜エリザベス・ラッチェンス／M.Lewin編
16. ヴォワラ〜バルバラ・プラヴィ／Igit／リリ・ポー／M.Lewin＆M.バラナス編

　アレグザンドラ・ホイッティンガム（ギター）
　Thea Sayer（コントラバス：04,10）
　マルガリータ・バラナス（チェロ：06,16）
　ステファニー・ジョーンズ（ギター：09,13）
　ジェス・ギラム（ソプラノ・サクソフォン：11）
　カルドゥッチ弦楽四重奏団（04,10）

　録音時期：2024年12月11-13日（01-03,05,07,08,11,12,14,15）、2025年1月7-9日（04,06,09,10,13,16）
　録音場所：ロンドン、Masterchord Studios
　録音方式：ステレオ（デジタル）