New South American Discoveries : Miguel Harth-Bedoya / Norwegian Radio Orchestra

ミゲル・アルト＝ベドヤ／南米の現代音楽集！

2000年代に、南米の作曲家（全員1950年以降生まれ）たちによって書かれた短めのオーケストラ作品を集めた1枚。ペルー出身のミゲル・アルト＝ベドヤの指揮、すべて初録音です。
　ホルガ・ヴィリャヴィチェンチョ・グロスマン[1973-]の『Wayra（インカの言葉で‘風’ の意）』は砂を巻き込んだ大きな竜巻のような作品。ヴィクトル・アグデロ[1979-]の『El Sombreron』はフォークの香り漂う作品。セバステァイン・ヴェルガラ[1978-]の『Mecanica』はハイテンションの作品。エクアドルのディエゴ・ルツリアーガ[1955-]の作品『Responsorio』はエクアドルのサラサカ地方のメロディに基づいています。他にもコロンビアの空気を思わせるディエゴ・ヴェガ[1968-]の『Musica Muisca』など、それぞれ独自の色と香りに満ちています。
　オーケストラはアルト＝ベドヤが音楽監督を務めるノルウェー放送交響楽団。北欧のオーケストラではありますが、南米の作曲家達の音楽世界を存分に堪能できます。遠い南米の音楽活動の一端を垣間見ることのできる貴重かつ興味深い1枚です。（輸入元情報）

【収録情報】
● グロスマン：Wayra (2011)
● アグデロ：El Sombreron (2009)
● ヴェルガラ：Mecanica (2005)
● ルツリアーガ：Responsorio (2000)
● ヴェガ：Musica Muisca (2009)
● エッラスリス：La Caravana (2003)
● フェルナンデス：Una Musica Escondida (2004)
● ジェルヴァゾーニ：Icarus (2003)

　ノルウェー放送交響楽団
　ミゲル・アルト＝ベドヤ（指揮）

　録音時期：2014年10月、2015年12月
　録音方式：ステレオ（デジタル）