フィンランドのもっとも注目されている現代音楽グループ
エレクトロアコースティック音楽のグループ「デファンアンサンブル」
彼らが初演・委嘱した新時代の作品集
エレクトロアコースティック音楽のグループ「Defunensemble(デファンアンサンブル)」は2009年に結成され、フィンランドのもっとも重要な現代音楽グループのひとつとして急速に名を高めてきました。「古典」となった作品から「現代」の作品までエレクトロ=アコースティック音楽のレパートリーに欠かせない作品の初演を含めた演奏活動と、最新のテクノロジーを取り入れた作品の各国の作曲家への委嘱をつづけてきました。フルートのハンナ・キンヌネン(Hanna Kinnunen)、クラリネットのミッコ・ラーサッカ(Mikko Raasakka)、ハープのリリ=マルレーネ・プーセップ(Lily-Marlene Puusepp)、ピアノのエミール・ホルムストレム(Emil Holmstrom)、チェロのマルクス・ホホティ(Markus Hohti)、サウンド・デザインのアンデルス・ポホヨラ(Anders Pohjula)とティモ・クルキカンガス(Timo Kurkikangas)。現代フィンランドの音楽シーンで活発な活動をする音楽家たちです。
アルバム『Hyperrealistic Songs(ハイパーリアリスティック・ソング)』では、彼らが初演あるいは委嘱した、デジタルの時代とクラシカル音楽の伝統のつながりを反映する作品が演奏されています。日本の木山 光[1983-]、デンマークのクリスチャン・ヴィンター=クリステンセン(Christian Winther-Christensen)[1977-]、フィンランドのサミ・クレモラ(Sami Klemola)[1973-]、ペルットゥ・ハーパネン(Perttu Haapanen)[1972-]。アスタ・ヒュヴァリネン(Asta Hyvarinen)[1963-])の『Improbable(起こり得ない)』は、「Dawn(夜明け)」「Awakening(目覚め)」「Mobile(動きまわれる)」「Stagnant(停滞している)」「Modernity(現代性)」「Concrete-Fictional(現実の−虚構の)」「Chorale(コラール)」「Dreamtime(ドリームタイム)」の8つの部分に分かれた約13分の作品です。委嘱したデファンアンサンブルがタンペレ・ビエンナーレ・フェスティヴァルで初演。彼らに献呈されました。
それぞれの作曲家が楽音と日常の音とノイズを統合して作った独創的な音世界をもつ音楽を、作品の組み立てをよく知った音楽家たちが楽天的な姿勢で演奏していきます。(輸入元情報)
【収録情報】
● 木山 光:Death Metal Rock with Headbang(2013)〜フルート、バス・クラリネット、ピアノ、ハープ、チェロ、サンプラーとライヴ・エレクトロニクス
● ヒュヴァリネン:Improbable(2018)〜フルート/アルト・フルート、B管クラリネット/バス・クラリネット、ハープ、チェロとオーディオ・トラック
● クレモラ:Peak(2014)〜バス・クラリネット、ピアノ、ハープ、チェロとライヴ・エレクトロニクス
● ヴィンター=クリステンセン:Four Hyperrealistic Songs for Quintet(2015)〜アルト・フルート、バス・クラリネット、ピアノ、ハープ、チェロとライヴ・エレクトロニクス
● ハーパネン:Doll Garden(2013)〜ピッコロ/フルート・アルト・フルート、B管クラリネット/バス・クラリネット、ピアノ、ハープ、チェロとオーディオ・トラック
デファンアンサンブル
ハンナ・キンヌネン(フルート、アルト・フルート、オブジェクト)
ミッコ・ラーサッカ(クラリネット、バス・クラリネット、ミシン)
リリ=マルレーネ・プーセップ(ハープ、サンプラー、オブジェクト)
エミール・ホルムストレム(ピアノ、オブジェクト)
マルクス・ホホティ(チェロ)
アンデルス・ポホヨラ(サウンド・デザイン)
ティモ・クルキカンガス(サウンド・デザイン)
録音時期:2019年、夏〜秋
録音場所:ヘルシンキ・ミュージックセンター、スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
制作:ヘイディ・クーサヴァ
アーティスティック・ディレクション:サミ・クレモラ
録音:アンデルス・ポホヨラ、ティモ・クルキカンガ
アーティスティック・プロダクション、ミクシング:アンデルス・ポホヨラ