Treblesome : Sayer / Temple Church Boys' Choir

テンプル教会少年合唱団

イギリス、ロンドンにある由緒正しきテンプル教会。1307年のテンプル騎士団廃止後、当時の王エドワード2世がこの教会を王家管理下に置き、一時は聖ヨハネ団にあたえられるも、騎士団の廃止に伴い、また王家の資産となったという歴史を持ちます。第二次世界大戦時にはドイツ空軍の空爆で大規模なダメージを受けるも、修復され、現在もその姿を保っています。
　このアルバムは教会に属する少年合唱団の初リリース・アルバムで、指揮者セイヤーは長年、この合唱団の指導を行っています。民謡や歌曲から現代曲まで幅広いレパートリーを誇りますが、ここではなんと言ってもブリテンの『キャロルの祭典』が聴きもの。イングランドの奥深い伝統を感じさせる歌声です。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブリテン:ミサ・ブレヴィス Op.63
● ロドニー・ベネット:昆虫の世界
● ブラームス:5つのリート Op.105〜第1曲「調べのように私を通り抜ける」(J.クレメンツによる合唱編)
● シューベルト:君はわが憩い D.776(J.クレメンツによる合唱編)
● ブリテン:民謡編曲 第1集『イギリスの歌』〜第1曲「サリー・ガーデンズ」(ユニゾン合唱)
● ブリテン:民謡編曲 第3集『イギリスの歌』〜第6曲「流れは広く」(ユニゾン合唱)
● 伝承曲:ローモンド湖(J.ダーボーンによる合唱とピアノ編)
● ヒューバート・グレッグ:それは多分私がロンドンっ子だからでしょうね(J.ダーボーンによる合唱編)
● フォーレ:アヴェ・ヴェルム Op.65-1
● ジョン・アシュトン・トーマス:ヌンク・ディミティス
● ブリテン:キャロルの祭典 Op.28

　テンプル教会少年合唱団
　グレッグ・モリス(ピアノ)
　アン・デンホーム(ハープ)
　ロジャー・セイヤー(指揮)

　録音時期:2016年3月
　録音場所:ロンドン、テンプル教会
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)