ラウニ・グランデールの遺産
第9集はハートマン、シアベク、エムボーの珍しい作品集!
ラウニ・グランデール[1886-1960]は、デンマーク放送局が1925年に新設したオーケストラの指揮者に就任して以来、1956年に引退するまで、他のどの指揮者よりも多くのデンマーク作品を指揮しました。「Danacord」が贈る「ラウニ・グランデールの遺産シリーズ」の1950年代のラジオ放送録音による第9作には、デンマーク音楽の比較的珍しい作品が収録されています。
ヨハン・ペーター・エミーリウス・ハートマン[1805-1900]の舞台音楽から「エーダム・ウーレンスレーヤーの英雄叙事詩への音楽」『ユルサ』(序曲、間奏曲、幕切れなど5曲)と「J・L・ハイベアのロマンティック喜劇への音楽」『7人の眠り聖人の日』(第1幕への前奏曲、第2幕への前奏曲:グア城跡の夏の夕べ、ヴォルマー王、狩に行くなど5曲)では、厳粛さと軽さという「北欧の音」の対照的な面が示されます。ニルス・W・ゲーゼと共作したバレエ『民話』から、ハートマンの担当した第2幕の第2幕への前奏曲、「デンマーク民謡による牧歌」の『夏の日』、彫刻家ベアテル・トーヴァルセンの葬儀に際して彼が作曲した『葬送行進曲』。この3曲は1955年の「フェスティヴァル・コンサート」のライヴ録音です。
ポウル・シアベク[1888-1949]の交響曲の「レント」と「アレグレット」は、彼が学んだカール・ニールセンの影響のもっとも色濃く反映した楽章。シアベクがデンマーク放送の依頼で作曲した『憲法カンタータ』は、6月5日の憲法記念日に毎年演奏されていた作品。
イェンス・ラウアセン・エムボー[1876-1957]の『母なる大地』も、シアベクのカンタータと同じ1941年に作曲されました。生命の歌、春、愛、南風、朝露、夜明け前、ノルン、聖霊といる雀たちなど18曲で書かれ、ナチス占領下という暗黒の時代、我慢強い「デンマーク精神」を歌いあげた作品です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
ハートマン:
1. 付随音楽『ユルサ』 Op.78, HartW.22(1881-82)より
録音:1953年11月14日、スタジオ放送
2. 夏の日 HartW.162(1854)(デンマーク民謡による牧歌)
3. バレエ音楽『民話』 HartW.6(1854)〜第2幕への前奏曲
4. 劇付随音楽『7人の眠り聖人の日』 HartW.14(1840)より
5. ベアテル・トーヴァルセンの聖母教会での葬儀の葬送行進曲 HartW.34(1844)
録音:1955年5月14日、フェスティヴァル・コンサート(ライヴ放送)
シアベク:
6. 交響曲第1番 Op.15(1917-21)より
レント(第2楽章)
アレグレット・モルト・コモード・エ・クワジ・インドレンテ(第3楽章)
録音:1953年6月5日、スタジオ放送
Disc2
シアベク:
7. 憲法カンタータ Op.55(1941)
録音:1953年6月5日、スタジオ放送
エムボー:
8. 母なる大地 Op.91(1941)
録音:1956年12月21日、スタジオ放送
エレン・マルベア(朗読:7)
スヴェン・メトリング(朗読:7)
シルヴィア・シアベク(ソプラノ:7)
ホルガー・ヌアゴー(バリトン:7)
デンマーク放送合唱団(7,8)
デンマーク放送少年合唱団(7)
ドロシー・ラーセン(ソプラノ:8)
リリアン・ヴェーバー=ハンセン(アルト:8)
エーリク・シェーベリ(テノール:8)
ヨハネス・アストロプ(バス:8)
デンマーク放送交響楽団
ラウニ・グランデール(指揮)