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Jean Martinon : Milestones of a Legendary Conductor (10CD)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
600565
Number of Discs
:
10
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

Milestones of a Legendary Conductor〜ジャン・マルティノン 名演集

【収録情報】
Disc1
● オッフェンバック:序曲集(地獄のオルフェ、ジェロルスタン大公妃、美しきエレーヌ、青ひげ、ランタン灯りでの結婚式)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 1951年録音

ベルリオーズ:
● 序曲「ローマの謝肉祭」
● ファウストの劫罰よりハンガリー行進曲
● 序曲「海賊」
 パリ音楽院管弦楽団
 1958年録音

Disc2
● ボロディン:交響曲第2番
● リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲/歌劇「皇帝サルタンの物語」より行進曲
 ロンドン交響楽団
 1958年録音

● ボワエルデュー:歌劇「バグダッドの太守」序曲/歌劇「白婦人通り」序曲
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 1951年録音

Disc3
● イベール:ディヴェルティスマン
● サン=サーンス:死の舞踏
● ビゼー:子供の遊び
● サン=サーンス:交響詩「オンファールの糸車」
 パリ音楽院管弦楽団
 1958年録音

Disc4
● サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
 モーラ・リンパニー(ピアノ)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 1951年録音

● ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 Op.46、Op.72-7
● ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
 ピエール・フルニエ(チェロ)ラムルー管弦楽団
 1960年録音

Disc5
● プロコフィエフ:交響曲第5番
 パリ音楽院管弦楽団
 1957年録音

● プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」組曲 Op.33a
 ラムルー管弦楽団
 1953年録音

Disc6
● プロコフィエフ:交響曲第7番/ロシア序曲 Op.72
パリ音楽院管弦楽団
1957年録音

● ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
 エドゥアルド・デル・プエヨ(ピアノ)ラムルー管弦楽団
 1955年録音

Disc7
● マイアベーア/ランベール編:バレエ音楽「スケートを楽しむ者たち」
● マスネ:歌劇「ル・シッド」より第2幕バレエ音楽
 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
 1958年録音

Disc8
● ラロ:スペイン交響曲
 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)フィルハーモニア管弦楽団
 1954年録音

● オガン・ドゥリャン:パストラーレ第3番、第4番
 ラムルー管弦楽団
 1953年録音

Disc9
● ルーセル:蜘蛛の饗宴 Op.17
● ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
● デュカス:魔法使いの弟子
● オネゲル:交響詩「夏の牧歌」
● フォーレ:パヴァーヌ Op.50
 ラムルー管弦楽団
 1953年録音

● マルティノン:無伴奏ヴァイオリンのためのソナチネ第5番 Op.32-1
 ジャン・フルニエ(ヴァイオリン)
 1956年録音

● マルティノン:Epilogue pour un Conte d'Amour
 リカルド・ズカロ(ピアノ)

Disc10
● アダン:バレエ音楽「ジゼル」
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 1959年録音

● ルーセル:バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」組曲第1番、第2番
 ラムルー管弦楽団
 1954年録音

● アダン:歌劇「私が王なら」序曲
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 1951年録音

 ジャン・マルティノン(指揮)

Customer Reviews

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フランスの指揮者、ジャン・マルティノンが...

投稿日:2021/01/08 (金)

フランスの指揮者、ジャン・マルティノンが残した録音を復刻したボックス。 録音から50年以上経った古い音源で構成されたメンブランお得意の10枚組。 原盤は大半がデッカで、輸入、国内盤でCD化済み音源が多数だ。 収録時間の兼ね合いか、オリジナル盤と曲順が違うものも多い。 廉価ボックス盤に多いクラムシェル・ボックス仕様で、解説書はなく、CDは厚紙に入っている。 簡単にどんな内容か書こうと思う CD1→オッフェンバックの序曲集(ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)ベルリオーズの序曲と行進曲(パリ音楽院管弦楽団)で、オッフェンバックには街灯の下での結婚を収録しているのが珍しい。 ロンドン・フィルの演奏もなかなか。 ベルリオーズはパリ音楽院管弦楽団全盛期のサウンドが聴ける上、マルティノンの華麗な演奏が聴きどころ。 CD2→ボロディンとリムスキー=コルサコフというロシア物にボイエルデューの序曲を組み合わせた内容です。 ボロディンの2番は快速なテンポが特徴で、重量感にかけますがこれはこれでいいです。 リムスキー=コルサコフは色彩豊かなサウンドが特徴です。 この2つはロンドン交響楽団の演奏で録音されたものですが、CDが入っている厚紙の紙ジャケットは何故かロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏した事になっています。 ボイエルデューはロンドン・フィルの演奏で、近年エロクアンスでCD1のオッフェンバックと一緒に発売されていた音源です。 CD3→パリ音楽院管弦楽団と録音したアルバムで、得意のフランス音楽集。 19世紀生まれの作曲家の中から有名な曲を集めたものだが、色彩感豊かな音色と明晰な演奏はさすがだ。 本家から出たアルバムではCD1のベルリオーズと一緒に復刻されている。 CD4→ソロ楽器とオーケストラの作品を中心に、間にドヴォルザークのスラヴ舞曲を挟んだアルバム。 オケはラムルー管弦楽団と、ロンドン、フィルハーモニー管弦楽団。 聴きどころはやはりフルニエのブルッフと、リンパニーのサン=サーンスで、独奏者を聴くアルバムだろう。 CD5→プロコフィエフの交響曲第5番(パリ音楽院管弦楽団)と組曲『3つのオレンジへの恋』(ラムルー管弦楽団)を収録。 交響曲が名演と名高かく、オケも良く鳴り、わかりやすい演奏は流石だ。 CD6→プロコフィエフの交響曲第7番とロシア序曲(パリ音楽院管弦楽団)とファリャのスペインの夜の庭(ラムルー管弦楽団)を収録したもの。 ファリャも悪く無いが、ここでも交響曲が明快なわかりやすさを持った名演。 交響曲に隠れてロシア序曲も中々よく、同曲の名盤の一つ。 CD7→CD中唯一のイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団との録音。 バレエ音楽を集めた内容で、マイナーな作品を集めたもの。 ここでも明晰なマルティノンらしい演奏が光る演奏で、マイアベーア等、数少ない同曲の録音で名演の一つになるのではないだろうか。 CD8→ オイストラフと共演した、フィルハーモニア管弦楽団とのラロのスペイン交響曲がメインになるが、ボーナスのドゥリャンの作品が良い。 詳しい人なら名前を見ただけで分かるが、ドゥリャンはイスラエル出身で主にアルメニアで活躍した指揮者。 指揮者としてはムソルグスキーの禿山の一夜とショスタコーヴィチの交響曲第12番の録音を残した事で知られ、知名度は低いが、その爆演ぶりで一部に人気のある指揮者。 作曲もしておりこれは数少ない録音でパストラーレの名前の通り、何処となく中東風の旋律をフランス風管弦楽法で纏めた作品。 名作とはいえないが、佳作と言うべき作品。 ラムルー管弦楽団の演奏も作品のもつ魅力を十分に伝えてる。 CD9→ラムルー管とのフランスの管弦楽曲とマルティノンの自作。 前半のオーケストラ作品集は師ルーセルらの曲をマルティノンらしい明晰さとフランスオケ特有の透明なサウンドが特徴な、定評あるもの。 マルティノンの作品はマルティノンの演奏ではないが、作品を知る分には充分。 CD10→バレエ音楽を中心にしたアルバム。 オケは、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とラムルー管弦楽団。 この中ではアダンのジゼルが推進力と活気ある演奏で素晴らしい。 同じ演奏者、作曲家の『もし我王になれば』はまぁまぁである。 音質は録音年が古いので、やはりどれも良いとは言えないが、デッカ原盤の音源は当時、優れた録音で有名だったので思っていた程かはまだ聴きやすい。 とりあえず音質は二の次で1950年代のマルティノンの代表的な録音を聴いてみたいという人にはおすすめ。 これより新しいRCA時代やワーナーへの録音はそれぞれのメーカーが、BOXを出している(2021年1月現在)ので、このBOXセットを買って気に入ったらそちらも購入してみては如何だろうか。

レインボー さん | 不明 | 不明

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