ハイティンク&コンセルトヘボウ・ライヴ(CD14枚組)
真摯な巨匠、ハイティンクの70歳を祝した大型記念CDの登場。内容は、長年の手兵だったコンセルトヘボウ管とのライヴ録音を集めてその業績を振り返ろうというもので、CD14枚、916分に及ぶ大規模なアルバムが、この指揮者のレパートリーの広大さとスキの無い実力を再確認させてくれます。
誠実な人柄ゆえ協奏曲の合わせも実にうまく、オイストラフ、スターン、カサドシュ、カーゾン、アンダ、アシュケナージほかの大物ソリストたちを巧みに引き立てる技も見事というほかありません。
面白い音響の近・現代作品にしても高度な演奏が豊富に収録されており、モダンな作品は自分が導入云々というシャイーの発言が、大袈裟な言い分に過ぎない事がよく判ります。
正規音源ゆえ、ほとんどすべてが音質良好なステレオで収録されており、実演ならではのテンション高い演奏が快適な音質で楽しめるのも朗報。内容豊富で、実にお買得なセットです。151ページ豪華解説書付き。
CD1
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 ・サー・クリフォード・カーゾン(P)・1972年
・フォーレ:バラードOp.19 ・ロベール・カサドシュ(P)・1962年
・ラベル:左手のためのピアノ協奏曲・ダニエル・ワイエンベルク(P)・1967年
CD2
・バルトーク:ピアノ協奏曲第2番 ・ゲーザ・アンダ(P)・1970年
・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 ・ウラジーミル・アシュケナージ(P)・1977年
・ファン・バーレン:ピアノ協奏曲・テオ・ブルニウス(P)・1970年
CD3
・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ・ダヴィド・オイストラフ(Vn)・1972年
・バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番・アイザック・スターン(Vn)・1968年
CD4
・マルタン:チェロ協奏曲 ・ザーラ・ネルソヴァ(Vc)・1970年
・ウォルトン:チェロ協奏曲 ・ジャン・デクロス(Vc)・1972年
CD5
・ワーグナー:ヴェーセンドンク歌曲集 ・デイム・ジャネット・ベーカー(メゾ)・1973年
・ムソルグスキー:歌劇『ボリース・ゴドノーフ』より ・キ・クウェイ・シェ(バス)・1964年
・R.シュトラウス:4つの最後のうた ・エリザベート・セーダー・シュトレーム(Sp)・1977年
CD6
・シェーンベルク:歌劇『期待』・ドロシー・ドロウ(Sp)
・ヴェーベルン:管弦楽のための6つの小品Op.6
・ヴェーベルン:管弦楽のための5つの小品Op.10
・ベルク:室内協奏曲・テオ・オロフ(Vn)・テオ・ブルニウス(P)
CD7
・ヘンツェ:アンティフォーネ ・1964年
・リゲティ:ロンティーノ ・1972年
・リゲティ:サンフランシスコ・ポリフォニー ・1979年
・ルトスワフスキ:ミ・パルティ ・1977年
・武満徹:ノヴェンバー・ステップス ・鶴田錦史(琵琶) 横山勝也(尺八)・1969年
CD8
・ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘(管弦楽:エッシャー版)
・ドビュッシー:遊戯
・ラヴェル:シェヘラザーデ
・ラヴェル:ドゥルネシアに寄するドン=キホーテヘーザー・ハーパー(Sp) ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)
CD9
・オネゲル:交響曲第5番 ・1967年
・ルーセル:組曲『くもの饗宴』 ・1974年
・プーランク:組曲『牝鹿』 ・1977年
CD10
・ストラヴィンスキー名演集
・バレエ音楽『オルフェウス』・1962年
・ピアノと管弦楽のためのムーヴメンツ ・テオ・ブルニウス(P)・1972年
・レクイエム・カンティクルス ・1969年
・『エレミアの哀歌』・ソフィア・ファン・サンテ(メゾ) オランダ室内合唱団
・ギュンター・ライヒ(バス)・エリザベス・ルート(Sp) ソフィア・ファン・サンテ(メゾ) ライナー・シュウェッペ, ヴィム・ファン・ゲルヴェ(Tn) ギュンター・ライヒ, アンドリュー・フォルディ(バス) オランダ室内合唱団 ・1968年
CD11
オランダ音楽名曲集
・ディーペンブロック:『夜』 ・1971年
・フロンティウス:ソネットOp.9 ・1965年
・トン・デ・レーウ:オンブレス ・1962年
・ケウリス:シンフォニア ・1967年
・ホルスト:リフレクション・ソノリスOp.99・1980年
CD12
マーラー:交響曲第6番『悲劇的』・1968年
CD13
ブルックナー:交響曲第7番・1972年
CD14
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番・1985年