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Arturo Toscanini : The Essential Recordings (20CD)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88985376042
Number of Discs
:
20
Format
:
CD
Other
:
Limited,Import

Product Description


アルトゥーロ・トスカニーニ / エッセンシャル・レコーディングズ(20CD)

イタリアの生んだ20世紀最大の巨匠指揮者、アルトゥーロ・トスカニーニ。2017年は、トスカニーニ生誕150年、没60年。そしてNBC交響楽団の創設80年となります。今作はそれを記念した、トスカニーニの最も重要な演奏を収録した20枚組BOXとなります。
 トスカニーニが20世紀の演奏史に遺した巨大な足跡の傑作ばかりであり、30有余年にわたる演奏の変遷は、一人の偉大な芸術家の成長の過程の記録でもあります。トスカニーニ62歳の1929年に録音されたモーツァルトの交響曲第35番『ハフナー』から、1952年、85歳の時に録音されたブラームスの交響曲第2番までトスカニーニ晩年の24年間の演奏記録のエッセンスであり、録音はほぼジャンル別、時代別に並べられています。同じ曲でも複数の録音が残されている場合は、より個性の強い演奏が収録されています(ベートーヴェンの『運命』なら1939年盤、第7番はニューヨーク・フィル盤、シューベルト『グレート』やドビュッシー『海』は大戦中のフィラデルフィア管盤が選ばれています)。
 それぞれの作品で最も新しいリマスター音源が採用されています。各ディスクは紙ジャケットに封入され、リフトオフ・リッド・ボックス(サイズ:幅9cm x 横13.5cm x 縦13.3cm)に収容されています。別冊解説書付き。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
1. ハイドン:交響曲第98番変ロ長調 Hob.I-98
 NBC交響楽団(1945年5月25日、Studio 8H)

2. ハイドン:交響曲第101番ニ長調 Hob.I-101『時計』
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(1929年3月29,30日、カーネギー・ホール)

Disc2
1. モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
 NBC交響楽団(1945年6月22日、カーネギー・ホール)

2. モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(1929年4月4,5日、カーネギー・ホール)

3. ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 (1936年4月9,10日、カーネギー・ホール)

Disc3
1. ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
 NBC交響楽団(1951年2月3日、カーネギー・ホール)

2. ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
 NBC交響楽団(1939年2月27日 & 3月1,29日、Studio 8H)

Disc4
1. シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』
 フィラデルフィア管弦楽団(1941年11月16日、アカデミー・オブ・ミュージック)

2. シューマン:交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』
 NBC交響楽団(1949年11月12日、Studio 8H)

Disc5
1. メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』Op.21 & 61より(序曲/間奏曲/夜想曲/スケルツォ/結婚行進曲/終曲)
 NBC交響楽団(1947年11月4日、カーネギー・ホール)

2. ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲
 NBC交響楽団(1945年5月25日、Studio 8H)

3. ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲 J.291
 NBC交響楽団(1951年10月29日、カーネギー・ホール)

4. ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲 J.306
 NBC交響楽団(1952年8月5日、カーネギー・ホール)

5. ベルリオーズ:マブ女王のスケルツォ
 NBC交響楽団(1951年11月10日、カーネギー・ホール)

6. ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
 NBC交響楽団(1945年9月2日、Studio 8H)

Disc6
1. ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
 NBC交響楽団(1952年2月11日、カーネギー・ホール)

2. ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(1936年4月9,10日、カーネギー・ホール)

Disc7
1. チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
 NBC交響楽団(1947年11月24日、カーネギー・ホール)

2. リャードフ:『キキモラ』 Op.63
 NBC交響楽団(1952年7月29日、カーネギー・ホール)

Disc8
1. ドビュッシー:交響詩『海』
 フィラデルフィア管弦楽団(1942年2月8,9日、アカデミー・オブ・ミュージック)

2. ドビュッシー:『イベリア』
 フィラデルフィア管弦楽団(1941年11月18日、アカデミー・オブ・ミュージック)

3. ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲
 NBC交響楽団(1949年11月21日、カーネギー・ホール)

Disc9
1. R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 Op.20
 NBC交響楽団(1951年1月10日、カーネギー・ホール)

2. R.シュトラウス:『サロメ』 Op.54より『7つのヴェールの踊り』
 NBC交響楽団(1939年1月14日、Studio 8H)

3. R.シュトラウス:交響詩『死と浄化(変容)』 Op.24
 NBC交響楽団(1952年3月10日、カーネギー・ホール)

4. シベリウス:交響詩『ポヒョラの娘』 Op.49
 NBC交響楽団(1940年12月7日、Studio 8H)

5. シベリウス:トゥオネラの白鳥 Op.22-2
 NBC交響楽団(1944年8月27日、Studio 8H)

Disc10
1. レスピーギ:交響詩『ローマの祭り』
 フィラデルフィア管弦楽団(1941年11月19日、アカデミー・オブ・ミュージック)

2. コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』
 NBC交響楽団(1947年11月29日、Studio 8H)

3. バーバー:弦楽のためのアダージョ Op.11
 NBC交響楽団(1942年3月19日、カーネギー・ホール)

Disc11>
1. グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕

 ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)
 ロバート・ショウ合唱団
 NBC交響楽団(1952年11月20-22日、カーネギー・ホール)

Disc12
1. ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』序曲
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(1936年4月10日、カーネギー・ホール)

2. ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より第3幕
 NBC交響楽団(1944年5月25日、マディソン・スクェア・ガーデン)

3. ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(1936年4月10日、カーネギー・ホール)

Disc13-14
1. ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲

 ラモン・ヴィナイ(テノール)
 ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(バリトン)
 ヘルヴァ・ネッリ(ソプラノ)
 ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)
 ヴィルジニオ・アッサンドリ(テノール)
 レスリー・チャベイ(テノール)
 アーサー・ニューマン(バリトン)
 ニコラ・モスコーナ(バス)、他
 NBC交響楽団(1947年12月4-13日、Studio 8H)

Disc15-16
1. ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』全曲

 ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(バリトン)
 ヘルヴァ・ネッリ(ソプラノ)
 クローエ・エルモ(メゾ・ソプラノ)
 アントニオ・マダーシ(テノール)、他
 ロバート・ショウ合唱団
 NBC交響楽団(1950年4月1,8日、Studio 8H)

Disc17
1. ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲
 NBC交響楽団(1946年3月11日、カーネギー・ホール)

2. ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第3幕への前奏曲
 NBC交響楽団(1951年11月26日、カーネギー・ホール)

3. ワーグナー:『ローエングリン』より第1幕への前奏曲
4. ワーグナー:『ローエングリン』より第3幕への前奏曲
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(1936年4月9日、カーネギー・ホール)

5. ワーグナー:ジークフリート牧歌
 NBC交響楽団(1952年7月29日、カーネギー・ホール)

Disc18
1. ワーグナー/トスカニーニ編:『神々の黄昏』より「夜明けとジークフリートのラインへの旅」
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(1936年2月8日&4月9日、カーネギー・ホール)

2. ワーグナー:『神々の黄昏』より「ブリュンヒルデの自己犠牲」
 NBC交響楽団(1941年2月24日、カーネギー・ホール)

3. ワーグナー:『神々の黄昏』〜ジークフリートの死と葬送行進曲
 NBC交響楽団(1952年1月3日、カーネギー・ホール)

4. ワーグナー:『ワルキューレ』第1幕より第3場
 ヘレン・トローベル(ソプラノ)
 ラウリッツ・メルヒオール(テノール)
 NBC交響楽団(1941年2月22日、カーネギー・ホール)

Disc19-20
1. プッチーニ:歌劇『ボエーム』全曲

 リチア・アルバネーゼ(ソプラノ)
 ジャン・ピアース(テノール)
 アン・マックナイト(ソプラノ)
 ジョージ・チェハノフスキー(バリトン)
 ニコラ・モスコーナ(バス)
 サルヴァトーレ・バッカローニ(バス)
 フランチェスコ・ヴァレンティーノ(テノール)、他
 NBC交響楽団(1946年2月3,10日、Studio 8H)

 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

Track List   

Disc   1

  • 01. I. Adagio - Allegro
  • 02. II. Adagio Cantabile
  • 03. III. Menuetto. Allegretto - Trio
  • 04. IV. Finale. Presto
  • 05. I. Adagio - Presto
  • 06. II. Andante
  • 07. III. Menuet (Allegretto) - Trio
  • 08. IV. Finale - Vivace

Disc   2

  • 01. I. Allegro Vivace
  • 02. II. Andante Cantabile
  • 03. III. Menuetto. Allegretto - Trio
  • 04. IV. Molto Allegro
  • 05. I. Allegro Con Spirito
  • 06. II. Andante
  • 07. III. Menuetto - Trio
  • 08. IV. Finale - Presto
  • 09. I. Poco Sostenuto - Vivace
  • 10. II. Allegretto
  • 11. III. Presto
  • 12. IV. Allegro Con Brio

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Customer Reviews

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<義の人、トスカニーニ> 三大指揮者の中...

投稿日:2021/03/04 (木)

<義の人、トスカニーニ> 三大指揮者の中では少し影が薄い感じがするトスカニーニ、「ヴェルディ自身が作曲し指揮をする演奏会において楽譜通りの演奏を貫きヴェルディに言い返しちゃう」とか、「フルトヴェングラーを論破する」とか、「指揮棒叩き折る」とか、かなり凄い人です。一方で「祖国を追われたワルターを援助する」とか、「自分の演奏会をキャンセルしてワルターの代りに指揮する」とか「義」の強い人でもあります。音楽的には、カラヤンも参考にしたと言う「楽譜に忠実な指揮法」と「オペラの形式を整えた事」でしょうか、クラッシックの演奏形式に多大な影響を残した名指揮者です。残念ながら、本品を始め録音の古い作品が多く、デッドな音が多いのは否めません。disc1-10は交響曲や序曲等中心、disc11-20はオペラ中心。いずれもトスカニーニらしい演奏が選ばれており、オペラは全て秀逸で名演揃いです。もう少しボリュームが欲しいところですが、音質を考えると妥当かも知れません。

S七 さん | 神奈川県 | 不明

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