古くから変奏や即興演奏と結びつき、舞曲とも密接に結び付いた音楽構造「オスティナート」の伝統を通して、歴史的鍵盤楽器の音色と様式の豊かさを探求する興味深いアルバム。
ラウテンヴェルク(リュート・チェンバロ)、クラヴィコード、フォルテピアノ、スクエア・ピアノ、2台の歴史的オルガン、2台のチェンバロ、そしてフェンダー・ローズ(エレクトリック・ピアノ)とUpright Piano U4(ソフトウェア音源)まで、9台の楽器を弾き分けて、16世紀〜17世紀のスペイン、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス各地の名曲を演奏。歴史的に適切なピリオド楽器の選択に加え、音楽表現上のニーズや特徴に合致する場合は時代錯誤的な楽器も意図的に選択され、幅広い音色で作品に豊かな生命を吹き込んでいます。
エヴァ=マリア・ルーシェはドイツ、テュービンゲン生まれ。幼少より小笠原智子らにピアノを師事し、その後は教会音楽とオルガン、チェンバロと歴史的鍵盤楽器、合唱、即興演奏も学び、芸術的発展の礎となりました。現在はシュトゥットガルト音楽大学やコンスタンツ音楽学校で教えながら、ソリストとしてチェンバロやオルガンのリサイタルを行い、様々なアンサンブルに参加して演奏。2019年にリリースされたマルコ・アンブロジーニとアンサンブル・スーパーソナスの「Resonances」(ECM)に参加。2021年にはマルコ・アンブロジーニとの共演でグリーグの「Alfedans」(DHM)もリリースしています。(輸入元情報)