恒例の古楽音楽祭レゾナンツェン2011
ウィーンの古楽祭、レゾナンツェンの2011年のCDが登場。今回の目玉はファビオ・ビオンディ率いるエウローパ・ガランテで、アリオスティの『裏切りの中の誠』という大作からの抜粋を収録。また超絶技巧メッゾ・ソプラノ、ヴィヴィカ・ジュノーがラルス・ウルリク・モルテンセン率いるコンチェルト・コペンハーゲンとヘンデルの『時と悟りの勝利』(抜粋)で共演、バロック・オペラの醍醐味を聴かせてくれます。その他、リナルド・アレッサンドリーニのチェンバロ独奏や、来日公演が大好評だったヴァンサン・ドゥメストルとル・ポエム・アルモニクの楽しい演奏など、バロック音楽好きならCD3枚たっぷり楽しめます。(TOBU)
【収録情報】
・ムリニエ:様々な鳥の歌
・テシエ:あまりに長く処女でいすぎたわ
・ムリニエ:嫉妬めあっちへ行け
・ムリニエ:友よ、スペインのワインを飲んで酔っ払おう
・テシエ:ヘヴェラーケ
・デュトロン:アルセーヌ
ル・ポエム・アルモニーク
ヴァンサン・デュメストル(指揮)
録音時期:2011年1月19日
・テレマン:『ターフェルムジーク』第3集〜組曲変ロ長調
・テレマン:『ターフェルムジーク』第3集〜終曲変ロ長調
オランダ・バロック協会
ヴェロニカ・スクプリク(指揮)
録音時期:2011年1月21日
・フェルナンデス:鐘が鳴り
・フェルナンデス:神々しい真珠が
・フェルナンデス:甘い喜びなんてない
・フェルナンデス:アンドレアス、家畜はどこだ?
・フェルナンデス:この突然の厳しさ
・フェルナンデス:黒人の少年よ、受け入れなさい
・ガルシア・デ・セスペデス:この夜は招く
コンフント・デ・ムシカ・アンティガ・アルス・ロンガ
テレサ・パス・ロマン(指揮、ソプラノ、リコーダー)
録音時期:2011年1月23日
・ヘンデル:『アレッサンドロ』〜序曲
・ヘンデル:『アレッサンドロ』〜とても愛らしい媚態よ
・ヘンデル:『ラダミスト』〜パッサカリア
・ヘンデル:『ラダミスト』〜ジーグ
・ハッセ:『アルタセルセ』〜ヒルカニアの森の中へ行け
コンチェルト・コペンハーゲン
ラース・ウルリク・モーテンセン(指揮)
録音時期:2011年1月17日
・ニッコロ・ダ・ペルージャ:美徳よ
・チコーニャ:甘美な泉
・チコーニャ:パンテラ
・不詳:イスタンピッタ・イザベッラ
・ランディーニ:さようなら、美しい女よ
・パオロ・ダ・フィレンツェ:楽しめ、フィレンツェ
ラ・フォンテ・ムジカ
ミケーレ・パゾッティ(指揮)
録音時期:2011年1月22日
・ヘンデル:『時と悟りの勝利』から(6曲)
ヴィヴィカ・ジュノー(メゾ・ソプラノ:快楽)
マリア・ケオハネ(ソプラノ:美)
サラ・ミンガルド(アルト:悟り)
イェルク・デュルミュラー(テノール:時)
コンチェルト・コペンハーゲン
ラース・ウルリク・モーテンセン(指揮)
録音時期:2011年1月15日
・コンペール:間抜けだ
・オブレヒト:少女が座った
・ムートン:決して、決して、決して
・コンペール:俺たちは聖ヒヒ様同然
・コンペール:愛の大きな熱望が
カピッラ・フラメンカ
ディルク・スネリングス(指揮、バス)
録音時期:2011年1月18日
・フレスコバルディ:ドレミファソラに基くカプリッチョ第1番
・L.クープラン:プレリュード ヘ長調
・L.クープラン:シャコンヌ
・L.クープラン:ブランシュロシェ氏の死に寄せるトンボー
リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ)
録音時期:2011年1月16日
・ファン・エイク:おどけ者
・ホイヘンス:セレナータ『風の苛立ちに』
・ホイヘンス:外からなんという物音を聞くのでしょう
・ファン・エイク:イギリスのナイチンゲール、ほか
カメラータ・トライエクティナ
ルイス・ペーター・グライプ(指揮、リュート)
録音時期:2011年1月20日
・アリオスティ:『裏切りの中の誠』から(7曲)
アン・ハレンベリ(メゾ・ソプラノ:フェルナンド)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ:アナジルダ)
ルチア・チリッロ(メゾ・ソプラノ:エルヴィーラ)
ヨハネス・ヴァイサー(バリトン:ガルツィア)
エウローパ・ガランテ
ファビオ・ビオンディ(指揮)
録音時期:2011年1月23日
録音場所:オーストリア、レゾナンツェン古楽祭
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
収録時間:223分