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Pantheon -Corelli's Orbit : Concerto Koln

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
0304477BC
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
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Product Description


パンテオンに祀られるコレッリとその影響力を探る好企画

コレッリ、カストルッチ、ヴァレンティーニほかの作品集
コンチェルト・ケルン

【概要】
◆アルバム・タイトルの「パンテオン」は、ローマのパンテオン(汎神殿)のことで、そこに墓所が置かれた者の名声は不滅であるともいわれており、イタリア王家や画家ラファエロの名があることは有名ですが、合奏協奏曲の父、コレッリの名もそこに記されています。実際、当時は死とともに消失することが多かった音楽家の名声が、コレッリの場合は没後数十年に渡って継続してもいました(とくにイギリス)。
◆副題の「コレッリの軌道」はそうしたコレッリの影響の強さを「軌道」にたとえたもので、その軌道運動の中心に位置するのが、墓所のあるパンテオンという意味なのだと考えられます。ちなみにローマのパンテオンは、日本人には毎年8月6日と9日に同所で式典が開催される「原爆忌」の縁もあり聖なるイメージの場所として一部に知られています。
【収録作品】
◆コレッリの有名な「合奏協奏曲」を軸に、珍しいカストルッチやマシッティ、ヴァレンティーニなどの協奏曲を織り交ぜた選曲。世界初録音3トラックを含む全29トラックで構成。
【演奏者】
◆コンチェルト・ケルンは1985年に設立されたドイツの古楽アンサンブル。ケルンを拠点とし、指揮者を置かない自主運営スタイルを基本とし、凝ったプログラミングと大胆な演奏が特徴です。
◆エフゲニー・スヴィリドフはロシア出身のバロック・ヴァイオリニストで、2015年からコンチェルト・ケルンのコンサートマスターを務める人物。卓越したテクニックと統率力でアンサンブルを牽引します。
【録音】
◆2025年3月、ケルン、ドイチュラント放送の室内楽ホールで収録。1980年に開館したケルン放送センターの建物群に含まれるホールで、音の良さから長い実績があります。
【ブックレットより抄訳】
◆ピエトロ・カストルッチもまたコレッリと深く関わり、ローマで彼に師事しています。前述の二人とは対照的に、彼はイギリスへと渡り、1715年からはロンドンにあるヘンデルの劇場オーケストラのリーダーを務めました。本アルバムに収録された二つの合奏協奏曲はコレッリの様式に近く、緩徐楽章で始まり、弦楽三重奏(コンチェルティーノ)と総奏(トゥッティ)が対比されるという師の典型的な形式を踏襲しています。さらに特筆すべきは、当時の上演形態に基づく打楽器の使用です。
「18世紀初頭、協奏曲やシンフォニアはオペラの序曲や幕間のインターメッツォとして頻繁に演奏されていました。この慣習は、私たちが今日想像するよりもはるかに創意工夫に富んだものでした」とハンナ・フライエンシュタインは説明します。
「人々は晩の娯楽を演出するために、多様な音楽素材や楽器を動員しました。例えばロンドンで活動していたフランス人ダンサーの間では、カスタネットやタンバリンの使用は珍しくありませんでした。これらの楽器はダンスに色彩と活気を与えました。私たちは、音と動きが結びついていた舞台慣習への回顧として、これを取り入れたいと考えたのです」。
【製品仕様】
◆装丁はデジパック仕様で、ブックレット(ドイツ語、英語・20ページ)には、ドイツの音楽学者カイ・ヒンリヒ・ミュラーによる解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。

 関連レーベル

Berlin ClassicsNeue MeisterBrilliant ClassicsPiano Classics


 演奏者情報


コンチェルト・ケルン (古楽器アンサンブル)
【プログラミング方針】
◆現在の知名度に関わらず、バロック期を中心にヨーロッパで活躍した作曲家の音楽を幅広く取り上げています。交通や通信が不便だったにも関わらず、17〜18世紀の作曲家や演奏家の活動は非常に国際的だったので、説得力のあるポリシーですし、有名無名の作曲家たちの音楽に数多く取り組んできたコンチェルト・ケルンの経験値の高さは、大胆で思い切りの良い演奏にも繋がっています。
【運営方針】
◆楽員がプログラミングや経営判断に直接関与する「民主的なオーケストラ」としての形態を長く維持。
【略年表】
◆1985年:ケルン音楽大学の卒業生および在学生たちにより、古楽器を用いた歴史的演奏習慣の探求を目的として結成。当時ケルンはWDR(西部ドイツ放送)の影響力もあり、古楽ムーヴメントの一大聖地となっていました。創設時の主要メンバーは、ヴェルナー・エアハルト(ヴァイオリン)、クリストフ・シュペリング(合奏・指揮)、マルティン・ザンドホフ(フラウト・トラヴェルソ)、ゲラルト・ハンビッツァー(チェンバロ)等。
◆1985-2005年:ヴァイオリン奏者のヴェルナー・エアハルトを中心に活動。特定の常任指揮者を置かず、楽員による自主運営体制を確立。
◆1987年:指揮者ルネ・ヤーコプスとの共同作業を開始。オペラ上演および録音における国際的な評価を確立。
◆2005年:楽団の運営形態を法人化(Concerto Köln Kulturmanagement GmbH)。フラウト・トラヴェルソ奏者のマルティン・ザンドホフが芸術監督に就任。
◆2005-2020年:運営委員会による合議制と、主要メンバー(ロレンツォ・アルパート、アレクサンダー・シャーフ等)による交代制の指導体制。
◆2021年:チェロ奏者のハンナ・フライエンシュタインが芸術監督に就任。
【録音】
◆CDは、Berlin Classics、Teldec、Archiv、Capriccio、harmonia mundi france、Virgin Classics、Coviello、Aparté、dhmなどから発売。




エフゲニー・スヴィリドフ(ヴァイオリン)
【生地】
◆1989年2月17日:ソ連(現ロシア)、レニングラード(現サンクトペテルブルク)
◆生家:両親ともにプロの音楽家。父親は1990年代当時、ロシアでは珍しかった西欧の古楽演奏のレコード収集家で、スヴィリドフの古楽への関心に大きな影響を与えた人物。

【学業】
◆1996-2007年:サンクトペテルブルク音楽院付属中等音楽学校。エレナ・ザイツェヴァに師事。
◆2007-2012年:サンクトペテルブルク国立音楽院。パヴェル・ポポフに師事。
◆2010年頃:アンドレイ・レシェティンよりバロック・ヴァイオリンの指導を受け、古楽演奏に傾倒。
◆2015-2017年:ケルン音楽舞踊大学。リチャード・グウィルトらに師事し、バロック・ヴァイオリンの修士号を取得。
◆マスタークラス:ザハール・ブロン、グリゴリー・ジスリン、ヘルムート・ツェートマイアー、マリア・レオンハルト、ピエール・アモイヤル、クリスティアン・テツラフなど。

【賞歴】
◆2003年:第1回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール(モスクワ)。第3位。
◆2008年:メニューイン国際コンクール(カーディフ)。第3位およびバッハ賞。
◆2008年:プレミオ・パガニーニ(ジェノヴァ)。ファイナリスト、特別賞(カプリース最優秀演奏賞等)。
◆2009年:ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクール(ヴィリニュス)。第3位。
◆2010年:第17回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクール(ライプツィヒ)。第1位。
◆2016年:コルネイユ・コンクール(ルーアン)。第1位および聴衆賞。
◆2017年:MAコンクール(ブルッヘ)。第1位。

【仕事】
◆2015年:古楽アンサンブル「コンチェルト・ケルン」。26歳でコンサートマスターに就任。
◆2018年:ブレーメン芸術大学。バロック・ヴァイオリン科講師。
◆ベルギーのB'Rockオーケストラのコンサートマスターの一人としても活動。
◆自身が創設したアンサンブル「Ludus Instrumentalis」の主宰。

【録音】
◆CDは、Berlin Classics、dhm、Ricercar、Genuin、ERPなどから発売。


 トラックリスト (収録作品と演奏者)

CD [60:47]

ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス (1686-1763)
◆ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 (世界初録音)
1. 第1楽章 アレグロ [02:21]
2. 第2楽章 グラーヴェ [02:35]
3. 第3楽章 アレグロ [02:22]

アントニオ・カルダーラ (1670-1736)
◆オラトリオ「フランス王クローヴィスの改宗」より (ローマ、1715年)(世界初録音)
4. シンフォニア ト短調 アダージョ - アレグロ [02:18]

ピエトロ・カストルッチ (1679-1752)
◆合奏協奏曲 ト短調 Op.3-11
5. 第1楽章 前奏曲:ウン・ポコ・アンダンテ [01:11]
6. 第2楽章 アレグロ [02:40]
7. 第3楽章 サラバンダ:アンダンティーノ [01:04]
8. 第4楽章 アダージョ:スタッカート [00:19]
9. 第5楽章 アレグロ:アッラ・フランチェーゼ [01:49]

ジュゼッペ・ヴァレンティーニ (1681-1753)
◆合奏協奏曲 変ホ長調 Op.7-9
10. 第1楽章 アレグロ  [01:25]
11. 第2楽章 アレグロ [05:09]
12. 第3楽章 アダージョ [01:58]
13. 第4楽章 ヴィヴァーチェ [01:17]

アルカンジェロ・コレッリ (1653-1713)
◆「独奏ヴァイオリンのための選集」1705年より(ジョン・ウォルシュ編 ) (世界初録音)
14. 前奏曲 ニ長調 [00:44]

アルカンジェロ・コレッリ (1653-1713)
◆合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-4
15. 第1楽章 アダージョ − アレグロ [03:22]
16. 第2楽章 アダージョ [02:10]
17. 第3楽章 ヴィヴァーチェ [00:52]
18. 第4楽章 アレグロ [02:59]

アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741)
◆ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.7/2 RV 299
19. 第1楽章 アレグロ・アッサイ [01:59]
20. 第2楽章 ラルゴ・カンタービレ (おそらくガスパロ・ヴィスコンティ 1683-1713 による) [01:33]
21. 第3楽章 アレグロ [01:51]

ミケーレ・マシッティ (1664-1760)
◆協奏曲 イ長調 作品7 第2部 第4番
22. 第1楽章 ヴィヴァーチェ [02:53]
23. 第2楽章 パッサカリア・ヴァリアータ [07:53]

ヘンリー・パーセル (1659-1695)
◆「独奏ヴァイオリンのための選集」1705年より(ジョン・ウォルシュ編 ) (世界初録音)
24. 前奏曲 ト短調 [00:51]

ピエトロ・カストルッチ (1679-1752)
◆合奏協奏曲 ト短調 Op.3-9
25. 第1楽章 アレグロ・モデラート [01:14]
26. 第2楽章 アダージョ - ヴィヴァーチェ [01:44]
27. 第3楽章 アンダンティーノ - ラルゴ [01:53]
28. 第4楽章 アンダンテ [00:51]
29. 第5楽章 アレグロ [01:17]

コンチェルト・ケルン
└エフゲニー・スヴィリドフ(第1ヴァイオリン)
└マルクス・ホフマン(第1ヴァイオリン)
└ステファン・ゼンガー(第1ヴァイオリン)
└フラウケ・ペール(第1ヴァイオリン)
└ユスティナ・スカトゥルニク(第2ヴァイオリン)
└アンナ・コダマ(第2ヴァイオリン)
└アンティエ・エンゲル(第2ヴァイオリン)
└ヘートヴィヒ・ファン・デル・リンデ(第2ヴァイオリン)
└アンティエ・ザビンスキー(ヴィオラ)
└アイノ・ヒルデブラント(ヴィオラ)
└アレクサンダー・シャーフ(チェロ)
└ハンナ・フライエンシュタイン(チェロ)
└ジャン=ミシェル・フォレスト(コントラバス)
└ズザンネ・レーゲル(オーボエ)
└クリスティン・リンデ(オーボエ)
└レベッカ・メルテンス(ファゴット)
└ゼーレン・ロイポルト(リュート)
└アンドレアス・ギルガー(チェンバロ)
└ミヒャエル・メッツラー(パーカッション)

録音:2025年3月
場所:ケルン、ドイチュラント放送、室内楽ホール
 Track list

0304477BC
Pantheon - Corelli's Orbit
Concerto Köln

GIOVANNI BATTISTA SOMIS (1686-1763)
Violin Concerto in F major (*)
1. I. Allegro 02:21
2. II. Grave 02:35
3. III. Allegro 02:22

ANTONIO CALDARA (1670-1736)
Sinfonia in G minor from the Oratorio
“La Conversione di Clodoveo, re di Francia“ (Rom, 1715) (*)
4. Adagio - Allegro 02:18

PIETRO CASTRUCCI (1679-1752)
Concerto grosso in G minor, Op. 3, No. 11
5. I. Preludio: Un poco Andante 01:11
6. II. Allegro 02:40
7. III. Sarabanda: Andantino 01:04
8. IV. Adagio: Staccato 00:19
9. V. Allegro: Alla Francese 01:49

GIUSEPPE VALENTINI (1681-1753)
Concerto grosso in E-fl at major, Op. 7, No. 9
10. I. Allegro - Adagio e Staccato – Allegro - Adagio e Piano 01:25
11. II. Allegro 05:09
12. III. Adagio 01:58
13. IV. Vivace 01:17

ARCANGELO CORELLI (1653-1713)
From Select Preludes & Voluntaries for Solo Violin by John Walsh, 1705 (*)
14. Preludio in D major 00:44

ARCANGELO CORELLI (1653-1713)
Concerto grosso in D major, Op. 6, No. 4
15. I. Adagio - Allegro 03:22
16. II. Adagio 02:10
17. III. Vivace 00:52
18. IV. Allegro 02:59

ANTONIO VIVALDI (1678-1741)
Violin Concerto in G major, Op. 7/2 RV 299
19. I. Allegro assai 01:59
20. II. Largo cantabile (probably by Gasparo Visconti 1683-1713) 01:33
21. III. Allegro 01:51

MICHELE MASCITTI (1664-1760)
Concerto in A major, Op. 7, II, No. 4
22. I. Vivace 02:53
23. II. Passacaglia Variata: Andante - Allegro - Allegro - Andante 07:53

HENRY PURCELL (1659-1695)
From Select Preludes & Voluntaries for Solo Violin by John Walsh, 1705 (*)
24. Preludio in G minor 00:51

PIETRO CASTRUCCI (1679-1752)
Concerto grosso in G minor, Op. 3, No. 9
25. I. Allegro Moderato 01:14
26. II. Adagio - Vivace 01:44
27. III. Andantino - Largo 01:53
28. IV. Andante 00:51
29. V. Allegro 01:17
Total 60:47

(*) World Premiere Recording

CONCERTO KÖLN
1. Violine / Violin I Evgeny Sviridov
Markus Hoffmann
Stephan Sänger
Frauke Pöhl
2. Violine / Violin II Justyna Skatulnik
Anna Kodama
Antje Engel
Hedwig van der Linde
Bratsche / Viola Antje Sabinski
Aino Hildebrandt
Cello / Cellos Alexander Scherf
Hannah Freienstein
Kontrabass / Double Bass Jean-Michel Forest
Oboe / Oboe Susanne Regel
Kristin Linde
Fagott / Bassoon Rebecca Mertens
Laute / Lute Sören Leupold
Cembalo / Harpsichord Andreas Gilger
Schlagwerk / Percussion Michael Metzler

Recorded: Deutschlandfunk Kammermusiksaal, Köln, March 2025

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