SHM-CD

Albinoni: Adagio, Pachelbel: Canon, Etc: Karajan / Bpo

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCG50054
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SHM-CD

Product Description

ドイツ・グラモフォン ベスト100
カラヤン/アルビノーニのアダージョ、パッヘルベルのカノン、他

SHM-CD仕様

戦争で破壊されたドレスデンの図書館から発見された『アルビノーニのアダージョ』。通奏低音による2小節の主題の上に、上3声がそれぞれ2小節の間隔をおいてカノンを織り成してゆく『パッヘルベルのカノン』。2群のアンサンブルを合奏協奏曲ふうに効果的に用いた、野外的なセレナードとは異なるモーツァルトの『セレナータ・ノットゥルナ』。カラヤンとベルリン・フィルハーモニーの名コンビによるバロックと古典派の珠玉の作品集です。SHM-CD仕様。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
1. アルビノーニ/ジャゾット編:弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調
2. ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ト短調 RV439(作品10の2)『夜』
3. バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068から)
4. パッヘルベル:カノンとジーグ ニ長調(ザイフェルト編)
5. グルック:精霊の踊り(歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』から)
6. モーツァルト:セレナード第6番ニ長調 K.239『セレナータ・ノットゥルナ』

 アンドレアス・ブラウ(フルート:2)
 カールハインツ・ツェラー(フルート:5)
 レオン・シュピーラー(ヴァイオリン:1)
 トーマス・ブランディス(ヴァイオリン:6)
 エミール・マース(ヴァイオリン:6)
 ナイタルド・レーザ(ヴィオラ:6)
 ライナー・ツェペリッツ(コントラバス:6)
 デイヴィッド・ベル(オルガン:1,3)
 フランク・マウス(チェンバロ:2,4)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

 録音:1983年9月、ベルリン(デジタル)


【ドイツ・グラモフォン ベスト100 SHM-CD仕様】
クラシック界No.1レーベル「ドイツ・グラモフォン」の総力を結集し大好評を博した「グラモフォン・ベスト100」シリーズ。4年ぶりのリニューアルにあたり、最新かつ高音質の最強ラインナップが揃いました。
 全100タイトルをSHM-CD仕様で大幅に音質向上させましたが、価格はお求めやすい税込み1800円を維持。これまで以上にクラシック・ファンならびに幅広いお客様にお求められるシリーズとなっております。

・グラモフォン・レーベルが誇る最高のアーティストが奏でるクラシックの売れ筋レパートリーを全100タイトルに網羅。史上最強のクラシック・ベスト・シリーズです。
・カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、アルゲリッチ、ポリーニといったグラモフォン・レーベルを代表する往年の重鎮をはじめ、ユンディ・リ、庄司紗矢香、アリス=紗良・オットといった近年の話題盤も網羅した幅広いアーティスト陣。
・可能な限りニューマスターを使用することでクオリティを確保。
・ルビジウム・クロックを使用した精度の高いカッティングにより音質の向上。
・全100タイトル、SHM-CD仕様。音質の向上と従来盤との差別化を図ります。(ユニバーサル ミュージック)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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非バロック的で、高名な評論家が「この世に...

投稿日:2012/08/28 (火)

非バロック的で、高名な評論家が「この世に出てはならなかった、最悪の演奏」の一つに選んだことで逆の意味で有名な盤。私自身も、旧盤の方が優れていると思い込んで敬遠してきたが、恥ずかしながら最近になって愛聴曲の「夜」が入っていることを知って買いました。冒頭から、オルガンの低音が凄まじく、低音を絞って聴きました。旧盤は、ひなびたオルガンの調べと生生しく輝きのある弦の響きが魅力的だったので、ずいぶんとイメージが違います。弦も、響きが多くマイクが遠い感じでやや物足りません。しかし、聴き進めるとこれが生に近い音で、旧盤はレコード芸術だったんだなと実感します。お目当ての「夜」は、オケらしい物々しいサウンドで、最近の古楽器のあっさりサウンドでは物足りなかった不満が一気に解消されてとても満足でした。モーツァルトなど、昔のベーム盤のカッチと締まった演奏をつい懐かしんでしまいますが、カラヤンらしい甘美さに身を任せる分には不満はありません。

馬羅 さん | 愛知県 | 不明

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演奏評は「つよしくん」氏のおっしゃるとお...

投稿日:2012/02/22 (水)

演奏評は「つよしくん」氏のおっしゃるとおり。それにしても、カラヤンのおかげでどれだけの名曲・秘曲が、私はもとより、世の知るところとなったことか。ブルックナー8番、ドヴォルザーク8番、ツァラトウストラ、ジゼル、惑星など大曲から、トランペット曲集、ロッシーニ、ヘンデルの小品集などなど。そして当盤。カラヤン先生の気紛れ?と思うような録音であっても、カラヤン・ベルリンは決して手抜きをしない。美しく格調高い表現と名人達の名人芸。だから曲の魅力に気づかされ、楽しさいっぱいになる。マエストロに感謝!

なごやん さん | 愛知県 | 不明

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本盤には、モーツァルトによるセレナードを...

投稿日:2011/05/15 (日)

本盤には、モーツァルトによるセレナードを除くとバロック音楽の有名な小品がおさめられているが、いずれも至高の超名演と高く評価したい。名演の前に超を5つぐらい付してもいいのかもしれない。本盤においてカラヤンが指揮しているのはベルリン・フィルであり、ソロは基本的にベルリン・フィルの有名スタープレイヤーで占められている。カラヤン&ベルリン・フィルは、クラシック音楽演奏史上でも最高の黄金コンビの一つであると考えるが、その蜜月時代は1960代及び1970代というのが一般的な通説だ。1980年代に入るとザビーネ・マイヤー事件が勃発し、このコンビに修復不可能な亀裂が走ることになった。そこで、まずは本盤の録音が、そうしたザビーネ・マイヤー事件が両者の関係により深刻な影を落とし始めた1983年9月の録音であるのに着目したい。というのも、本盤におさめられた演奏を聴く限りにおいては、前述のように素晴らしい名演に仕上がっており、演奏の水準にはいささかも支障が生じていないということである。音楽以外の局面ではいかに醜い争いを行っていたとしても、カラヤンも、そしてベルリン・フィルも真のプロフェッショナルとして、音楽の面においては、最高の演奏を構築すべく尽力をしていたことが伺えるのだ。本演奏においても、全盛期のこのコンビを彷彿とさせるような圧倒的な音のドラマを聴くことが可能だ。アルビノーニのアダージョやバッハのG線上のアリアなどにおける分厚い弦楽合奏、パッヘルベルのカノンとジーグ等における弦楽による鉄壁のアンサンブルなど、あまりの凄さに圧倒されるばかりだ。カラヤンの指揮も、聴かせどころのツボを心得た演出巧者ぶりが際立っており、例えばグルックの精霊の踊りなどのような抒情的な箇所における耽美的な美しさには身も心も蕩けてしまいそうだ。録音は、従来盤でも十分に満足できる音質ではあったが、今般のSHM−CD化によってさらに鮮明さを増すとともに音場が若干ではあるがより広がったと言える。カラヤン&ベルリン・フィルによる超名演を、SHM−CD盤による鮮明な高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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