クラーク・テリー、リヴァーサイドの録音で軽快で溌剌とした名盤。中身を聴かなくても、この共演者を見ただけで、おおよその見当はつくというもの。実際、実に素晴らしい名演揃い。おおらかなトランペットにゴリゴリのテナーで答えるグリフィンはこの録音では絶好調。明るく太陽の下に出たようなハード・バップを存分に楽しもう。

Clark Terry氏の mellow sound を余すとこなく体感できる１枚。 「misty」 この曲を聴いて、先ずは打ちのめされてみては如何でしょうか？ 若輩の言葉では、とても形容できない氏のサウンド。 氏の世界観に浸る感性を持ち合わせているのなら、必携の１枚です。

スパニッシュライスはラテンフレーバーなオールドスクールって感じかな。ステキ！！

買う前は正直期待してなかったが、聴いてみると素晴らしい内容。 といってもいわゆる名作・名盤といった感じではなく、気軽に楽しい演奏が楽しめるもの。テナーのグリフィンも良いが、ピアノのケリー、ドラムのブレイキーも良い出来。もちろんリーダーのクラークも良い。この人、あまり日本ではパッとしないが、演奏が安定してるので安心して聴ける。 �Eのバラード演奏も素晴らしいが、拍子抜けするエンディングはいただけない。

　モンクとの共演が異色といえば異色ですが、そういった気負いやプレッシャーはクラーク・テリーからは感じられません。「ムーンライト・フィエスタ」が可愛らしい。