Works for Piano & Orchestra : Mertanen(P)Telaranta / Turku Philharmonic (Hybrid)

透明な響きから優しさと温もり伝わる
メルタネンのショパン

『ピアノ曲集』（ABCD138）、『夜想曲』（ABCD160、ABCD190）、ピアノ協奏曲（ABCD247）と続くヤンネ・メルタネンのショパンはいずれもロングセラーをつづけています。新たな洞察と内省から見出されたショパンは、清潔で、気取りも衒いもなく、禁欲的。その透明な響きのピアノからは、優しさと温もりが伝わってきます。シベリウス・アカデミーでタヴァッシェルナとバシキロフに学び、1992年、ドイツのダルムシュタットで行われた国際ショパン・コンクールで優勝して、一躍注目を集めました。イタリアのアカデミア・ピアニスティカでラーザリ・ベルマンに師事、1994年10月にはロンドンのウィグモア・ホールでショパンを弾いてデビューしています。
　トゥルク・フィルを指揮するヤニ・テラランタは、ヨルマ・パヌラから個人的に指導を受けた後、シベリウス・アカデミーでアツソ・アルミラ、エリ・クラス、レイフ・セーゲルスタムに師事。2000年には、新青年室内管弦楽団（UNKO）を創設しています。（キングインターナショナル）

【収録情報】
ショパン:
・ロンド・クラコヴィアク Op.14
・アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22
・ポーランド幻想曲 Op.13
・『ドン・ジョヴァンニ』の「お手をどうぞ」による変奏曲 Op.2

　ヤンネ・メルタネン（ピアノ）
　トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
　ヤニ・テラランタ（指揮）

　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND