CD

Ballades.1-4, Piano Works: F.kempf(P)

Chopin (1810-1849)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KKCC2329
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

なぜだかわからないが、ショパン独特の匂いに堪らなく嫌悪を持つことがある。そんな時にこの人のショパンを聴くと、でもショパンはいいなぁと戻れる。ショパン臭くない、でもこれぞショパン。この人、どんな楽曲でも同じアプローチだ。大器の風格あり。(堀)(CDジャーナル データベースより)

Track List   

Customer Reviews

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私が、「フレディ・ケンプ」の名を克明に胸...

投稿日:2021/07/06 (火)

私が、「フレディ・ケンプ」の名を克明に胸に刻んだのはこの録音を聴いた時。思えば、以後も彼の録音をずっと聴き続けてきているが、今でも、やっぱり一番インパクトが大きかったのはこの録音かな。とにかく、今まで聴いた演奏と違う。テンポは全般にかなり速い。驚くほど。それでいて音色は潰れず、その輪郭はきれいで、美しい輝きが維持されている。すごい技巧の持ち主であるとわかる。そして、バラードは1曲1曲に独自の起伏をつけるている。ダイナミックな感性でほとばしるパッションを描き分け、実に爽快。ショパン後期の作品である幻想ポロネーズも普通もっとおごそかに進めるのだが、フレディ・ケンプの演奏は若若しい息吹に溢れて燦燦と輝く。もちろん、この演奏の場合、輝かしく照らし出されすぎてしまって、ショパンの詩情が後退している感もあるのだが、それはツィマーマンの演奏でも感じるところ。むしろ、「こんなアプローチがあるんだ!」と積極的に聴くことで、感嘆のインパクトを大きくしてくれる。興味本位で聴いてみて、損はないと思いますよ。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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