人生の悩みをシンプルにする50の言葉 がんを乗り越え、逆境に打ち勝つパワーをくれた主人のコトダマ

●「悩みがない」
堀さんは、かつてのブログのタイトルにこう書いていました。
ご主人である尼子さんについて
「うちのパパはあやふやじゃなくて、寧ろバッサリ斬るタイプですが、
　面白いから好きよ笑」
「悩みごとや相談ごとがある時の、解決策や方法は的確！」と。
その秘密を探ったのが本書です。

「ちえみはラッキーだ」
堀さんといえば、重なるがんに罹患し、子育てや結婚離婚と
波瀾万丈な人生を歩んでいるイメージがありました。
けれど今、誠実に困難に立ち向かい、しっかりと乗り越えています。
その強さとしなやかさには、感動を覚えました。

そんな堀さんの裏には
「ちえみはラッキーだ！ 運がいいから大丈夫」と
どんなときも言い続ける尼子さんがいました。

●仕事や子育てについても同じ
大手企業で役員まで務めた尼子さんは、
部下にも同じことを言っていました。
7人のお子さんたちにも同様に「運がいい」と伝えます。

自分の信じた言葉を信じきる。言い続ける。行動する。

これが尼子さんを突き動かし、
部下や子どもたちをも、プラスの方向へ引っ張ってきました。

●夫婦二人、困難を乗り越えられたコトダマ
尼子さんの導いてくれる強い信念、
それに後押しされる堀さんの心──。
これらを本書では、それにまつわるエピソードとともに
50の言葉にまとめました。

あなたがもし迷ったり悩んだり、行き詰まったりしたら
ぜひページを開いてみてください。


［目次］

1章　 悩みー心の置きどころが肝心
01　とにかく、何が起きても「運がいい。ラッキーだ」と思い込む
02　「大丈夫」しかない。確信して、その方向に進むだけ！
03　根拠があってもなくても、「大丈夫だ」と信じる
04　徹底的に考え、調べ、打てる手はすべて打つ
05　よかった点に目を向けて、「プラスの発想」に切り替えよう！
06　後ろを向いてどうするの？
07　舌のリハビリも三寒四温
08　ポジティブに「上書き」して、ネガティブなことは「完全消去」
09　「やりたいことリスト」は、ハッピーにつながる道！

2章　 夫婦──三度目は定の目!?
10　口に出したら叶う。それが言霊
11　願いや望みを口にすれば、チャンスも生まれる
12　籍は入れたのは、子どもたちの笑顔に後押しされて
13「一緒のお墓に入りたい！」　その直感に従う
14　プロポーズは自然な流れ
15　男性が率先して謝れば、 まさに「西風と夫婦喧嘩は夕限り」
16　円満の秘訣は相手の意見を「否定せず」、自分の意見を「強要しない」
17　スケジュール報告は、信頼につながる
18　愛あるウソもときには必要
19　洋服はＯＫが出てから購入
20　遊び心のある「ペアルック」で、大人の愉しみを
21　「食事の支度」はぴったりの家事。洗い物も、もちろん！
22　料理はパッケージ写真をとにかく真似る
23　食べる家族を思いやって料理を作る

3章　 信条──「運と努力と我慢」で生きてきた
24　人生経験に裏打ちされた「運と努力と我慢」
25　運と努力と我慢で「徳」を積む
26「ツイてるね！」と思うことも結構大事
27　悩んでいても仕方ない。だいたいの場合、「なんとかなる！」
28　愚痴、不平、不満、悪口を聞くと、「運と気が吸い取られる」
29　「果報は寝て待て」の心がけで、焦らずに進んでいこう
30　「果報は寝たフリをして待て」のほうが好き
31　「鈍感力」がないと生きていけない
32　どんなときでも「家族を守る」
33　「止まっていたらダメ」　勘を信じて、スタートを切る！
34　ありのままの自分を受け入れる「自分ファースト」で生きる
35　1秒たりとも無駄にしたくない
36　ふわり、ゆらりと慈しみの心で生きていこう

4章　 仕事──「運がいい」と信じて働く
37　「会社にとっていいことは？」 悩んだら、その軸で答えを見つける
38　仕事でも、「運がいいから、大丈夫」と信じる
39　定年2年前に退職。やりきった！
40　人生で起きることはすべて「必然」。なるべくして、なっている！
41　人生には、耐え忍ぶ時期もある
42　部下は大切な仕事仲間。上司が部下を守るのは当然
43　メンタルケアになるように
44　万人に好かれることはない

5章　　子育て──お互いに依存しない関係
45　自分のものは自分で管理。それが「自立」の証し
46　子どもたちとはベッタリしない
47　「こうなりたい」と憧れる人と付き合ってほしい
48　7人みんな愛しい子どもたち
49　少し離れたところから、そっと見守る
50　好きなように生きてほしい


《著者情報》

堀 ちえみ（ホリ チエミ）
1967年2月生まれ。大阪府堺市出身。B型。趣味は子育て、料理、読書、旅行、韓国語。第6回ホリプロタレントスカウトキャラバンで芸能界入りし、1982年「潮風の少女」でデビュー。1983年に出演したドラマ「スチュワーデス物語」が日本中で大ヒットした。7児の母として、テレビ出演のほか、講演会、音楽活動と幅広く活躍している。

尼子 勝紀（アマコ カツキ）
1965年12月生まれ。東京都出身。O型。趣味は食べ歩き、旅行。高校卒業後、大手遊技機メーカーに就職し、役員まで務める。現在、夫婦でペット関連の新規事業を立ち上げたばかり。

【著者紹介】
堀ちえみ : １９６７年２月生まれ。大阪府堺市出身。Ｂ型。趣味は読書、旅行。第６回ホリプロタレントスカウトキャラバンで芸能界入りし、１９８２年「潮風の少女」でデビュー。１９８３年に出演したドラマ「スチュワーデス物語」が日本中で大ヒットした。７児の母として、テレビ出演のほか、講演会、音楽活動と幅広く活躍している

尼子勝紀 : １９６５年１２月生まれ。東京都出身。Ｏ型。趣味は食べ歩き、旅行。高校卒業後、大手遊技機メーカーに就職し、役員まで務める。現在、夫婦でペット関連の新規事業を立ち上げたばかり（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）