私が小学生の頃に読んで当時ドハマりした漫画です。出版されてかなり経つのに未だに絶版にならずに購入出来るのはかなり嬉しいです。篠原千絵さん作品は、まず設定が面白いけれど、これはキスや唾液を飲ませる事で感染するウィルスで、感染するとその人の人格を自由に操れるようになるという設定。双子の2人が感染者側と感染者を退治する側に対立して戦う事になるけど、とにかくストーリーが面白くて一気に読める作品です。今見ると絵柄は多少古くて、今風の絵ではないから見づらく感じるかもしれないけど、読んでいるうちに全然気にならないどころか、むしろ不気味さや恐怖が際立つ絵柄でモダンホラーっぽくて好きです。今でも活躍する現役の漫画家さんですが、多数の著書の中でもこの作品が1番面白くて好きです。

実在したヒュッレムという女性の人生を、史実とどのような違いで描いていくのか、最期が一応分かっているものなので、今後が楽しみです。

ヒュッレムとイブラヒムの気持ちがだんだんと切ないものになってきました。早く続きが読みたいです。

海の闇月の影と並ぶ篠原千絵さんの代表作です。 どちらの作品も甲乙つけがたく、両方大好きです。 本作は、主人公ユーリがヒッタイト（たぶん中東）にタイムスリップして カイル皇子と出会い、数々の困難を乗り越え、結ばれる物語です。 タイムスリップする漫画は多くありますが、本作の完成度はスゴク高いです。 作者の描くカイル皇子は抜群の容姿と知性を持つだけでなく人望も厚い素敵な男性です。男性なんですが、カイル皇子は妙に色気があるんですよねー ユーリに寄せる愛情や執着に女性読者はドキドキしたと思います。 完結してから、結構時間がたってますが、たまに読み返したくなる名作です。 ぜひ、読んだことのない方読んでみて下さい。