South Pacific In Hi-fi

【魅惑のエキゾ＆スペース・エイジ・ポップ・コレクション第6弾！】
ウエスト・コースト・ジャズ・シーンで一世を風靡したチコ・ハミルトン・クインテット。本作は「バリ・ハイ」「ハッピー・トーク」等のエキゾ・スタンダードの宝庫であるロジャース=ハマースタインのミュージカル『南太平洋』の楽曲を取り上げた至高の芸術である。クラシカルな側面とジャズを合わせた彼ら独自の室内楽ジャズは、さながら色彩を解放したゴーギャンの絵画のように神秘的で原始的なエキゾチカの地平に迫る。世界初CD化！

CD解説より抜粋-----
この『サウス・パシフィック・イン・ハイ・ファイ』は、いわゆる“室内楽的ジャズ”に取り組んでいた頃のチコ・ハミルトンを捉えた作品。リチャード・ロジャースが作曲したミュージカル「南太平洋」のナンバーから全11トラックが選ばれている。御大のドラム・プレイよりも、チェロ奏者フレッド・カッツの弓弾きや、それを生かした音作りが大きくフィーチャーされた内容となっているのが興味深い。我が国ではリアルタイムで日本ビクターからコンピレーションLPの形で出たものの（計5曲をA面に収録。B面にはザ・マスターサウンズのアルバム『ザ・キング・アンド・アイ（王様と私）』から4曲が選ばれた。ライナーノーツは福田一郎）、アルバム全体が国内盤として登場するのは今回が初めて。エキゾチックでトロピカルな大ヒット・ミュージカル（映画）の楽曲に、現代音楽やクラシックの要素が振りかけられた世界は独自のものであり、いまなお異彩を放っているのではなかろうか。・・・(解説 原田和典)

（メーカー・インフォメーションより）