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クリスマス・キャロル 愛蔵版

Charles Dickens

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001156348
ISBN 10 : 4001156342
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
脇明子 ,  

Content Description

強欲で嫌われ者の商人スクルージ。クリスマスの前夜に、3人の幽霊により、過去・現在・未来へと連れていかれた彼が見たものは…。恐怖が喜びに転じるクリスマス・ストーリーの傑作。贈り物にぴったりの美しい造本。

【著者紹介】
チャールズ・ディケンズ : 1812‐1870。イギリスの国民的小説家。父親が借金が原因で投獄されたため12歳で働きはじめ、22歳で新聞記者になった。24歳で短篇集『ボズのスケッチ集』を刊行し、作家として認められる。歴史に残る数々の傑作を書いた

脇明子 : 1948‐。児童文学者・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 吉田あや

    欲の皮が張り、無口で不愛想、人づきあいが悪く殻を閉ざした牡蠣そっくりだと言われているスクルージ。彼の仕事の共同経営者でたった一人の友であるマーレイの葬儀でも、人情ひとつかけない徹底ぶり。そんなマーレイの死から7年たったクリスマス間近の夜、スクルージの元にやってきたのはマーレイの幽霊だった。生前の罪にあたる重い鎖を体に纏い、休む暇も、落ち着く暇もなく、絶え間ない苦しみと後悔に囚われ、縛られ、長い長い旅をしているという。お金のことばかりを考え、欲だけに憑りつかれていると(⇒)

  • 鴨ミール

    今年発売された入江杏さんが編著された「悲しみとともにどう生きるか」のなかで、若松英輔さんという方が講演された原稿にクリスマスキャロルの一節がいくつか紹介されていました。今まで何度も読んでいますが、気にもとめないでいたその文に魅力を感じ、脇明子さん訳で読み直しました。

  • テツ

    大好きなお話なので愛蔵版を見かけて購入。他人に優しさなど微塵も与えず独り寒々とした世界に生きるスクルージ。クリスマスの夜に訪れた過去、現在、未来の精霊と共に自らの人生を振り返り、その行く末を垣間見て生き方を改める。独りを貫ける強い人間ってきっとそんなにいないんだよな。大抵の人間は他人との交流とそこから生まれる温もりを必要としてしまう。そんなありふれたことに気づかせてくれた聖なる夜の尊さ。他人への優しさと愛は自らも温め慰める。

  • 杏子

    『クリスマス・キャロル』は子どもの頃に読んだだけで、ずーっと読んでなかったが、この時期にまた読めてよかった。話の細部は忘れていたし、何よりこの美しい装丁の本で読めたこと。幸いだった。脇明子さんの訳も読みやすかった。あとがきで、クリスマスについての解説がまたためになった。ふーん、そうだったのかと。毎年、再読できたらよいかも。

  • 詠月

    今からでも、人は変われるのだとスクルージが教えてくれました。皆が幸せだと、気兼ねなく贅沢できますし、皆が不幸だとクリスマスどころじゃありません。クリスマスの精神は常日頃から持ち合わせていることが大事。スクルージはそういう人に生まれかわれて良かったです。新たに変われることが、クリスマスの奇跡ではないかしらと思いました。

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