Portuguese Piano Trios Vol.3 -Corte-Real, A.J.Fernandes, Viana da Mota : Trio Pangea

ポルトガルのピアノ三重奏曲集 第3集

「NAXOS」ならではの秘曲シリーズ『ポルトガルのピアノ三重奏曲集』。第3集には、およそ3つの世紀にまたがって書かれた3人のピアノ三重奏曲が収録されています。
　アルマンド・ホセ・フェルナンデス[1906-1983]は20世紀半ばに活躍した作曲家。この『3声のソナタ』は彼が愛着を抱いていた古典派の様式に基づいたスタイルで作曲されています。次のヌノ・コルテ＝レアルは1971年生まれ。ポルトガル作曲家協会の最優秀クラシック作品賞を受賞するなど注目の作曲家で、この『ソナタ・オランデーサ』は激しい曲想と夢のように優しい曲想が入り混じるユニークな作品です。かたやホセ・ヴィアナ・ダ・モッタ[1868-1948]は後期ロマン派の作曲家。ベルリンに留学したことで当時のドイツ音楽の様式を学び、ピアニストとして活動した後に帰国。リスボン国立音楽院の院長を務めるなどポルトガルの音楽発展に寄与しました。この作品は彼の唯一のピアノ三重奏曲で、ブラームスの影響を色濃く感じさせる美しい旋律を持つものです。
　ポルトガルのピアノ三重奏曲を積極的に紹介するトリオ・パンゲアの演奏でお楽しみください。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ホセ・フェルナンデス：3声のソナタ ニ長調 (1980)
2. コルテ＝レアル：ソナタ・オランデーサ Op.30 (2002 rev.2007)
3. ヴィアナ・ダ・モッタ：ピアノ三重奏曲ロ短調 (1888-89)

　トリオ・パンゲア
　　Leo Belthoise（ヴァイオリン）
　　Sara Chorda（チェロ）
　　Bruno Belthoise（ピアノ）

　録音時期：2022年12月26-28日
　録音場所：ポルトガル、Auditorio Vianna da Motta da Escola Superior de Musica de Lisboa (ESML)
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音（2）