Pandemonium

〜（レーベル資料より）〜

●元SEPULTURAのマックス＆イゴール兄弟によるドリーム・プロジェクト「カヴァレラ・コンスピラシー」の最新作(マーキー移籍第一弾)。

●ラウドロックのパイオニアとして基礎を築き後続に多大なる影響を与え、ブラジルの音楽シーン最大級の世界的成功を収めたメタル・バンドSEPULTURA。「Arise」(91年)は全英アルバムチャートトップ40入り、アメリカのBillboard 200でも初のチャート・インを果たすなど、彼らの出世作/代表作となった。リーダーでバンドの中心人物であったマックス・カヴァレラ(Vocal/Guitar)は、弟でドラマーのイゴールを含む他メンバー3人との確執によって「Roots」(96年)を最後に脱退、人気絶頂期、しかも盤石と思われた兄弟の分裂はシーンに大きな衝撃を与えた。その後マックスは自身のバンドSOULFLYを立ち上げ活動をスタート。「Roots」で見せたワールド・ミュージックの要素も盛り込んだヘヴィ・ミュージックを展開、アルバムにはSLIPKNOTのコリー・テイラーやSLAYERのトム・アラヤ、プロデューサーとしてロス・ロビンソン等、錚々たるメンツが参加し大きな話題に。現在、マックスはSOULFLYと並行して、MASTODONのトロイ・サンダースらと結成したKILLER BE KILLED、和解した弟イゴールとのプロジェクトCAVALERA CONSPIRACYで活動中。

●前作「Blunt Force Trauma」以来約2年半ぶりとなる最新スタジオ・アルバム。CONVERGEのネイト・ニュートン(b)が参加した第一弾となる本作は、前2作とは打って変わってグルーヴよりもスピード感を重視、SEPALTURAのかつての名作「Arise」を彷彿とさせるスラッシーでカオティックな作風。日本の特攻隊をテーマにした超高速スピード・チューン"Banzai Kamakazi"がアルバムからの先行トラックとして公開され、期待が高まっている。