CD Import(Japanese Edition)

Una Historia De Fandango

Cambalache

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BG5154
Number of Discs
:
1
:
Japan (Import)
Format
:
CD
Other
:
Import

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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全12曲47分…メキシコ南部ベラクルス地方の...

投稿日:2016/05/21 (土)

全12曲47分…メキシコ南部ベラクルス地方のソン・ハローチョの楽曲を、 新たなアレンジで新たな息吹を吹き込んで今の米国の聴衆に紹介している、 みたいな、そんな感じのアルバム… このカンバラチェは、 21世紀に入ってからのアメリカ合衆国内、 特にロサンゼルス地域でのソン・ハローチョ・リバイバル のトレンドを支えるバンドの1つだけれど、 今回、この作品と一緒に、 同じくそのソン・ハローチョ・リバイバルのトレンドを支えるバンド Las Cafeteras(ラス・カフェテラス)のアルバム「It’s Time」 も買ったんだけど、両方聴いてみて、 「It’s Time」は、全曲が、じゃないけど、 主にソン・ハローチョと米国の音楽要素を融合させた、 新しい楽曲を新規で創作しているっていう印象なのに対して、 こっちのは、 主に、昔からあるソン・ハローチョの有名曲を新しいアレンジで、 っていう印象だな、と… たとえば、 前回、本場ベラクルスのソン・ハローチョ楽曲アルバム 「La Bamba: Sones Jarochos From Veracruz」 を買って聴いたけれど、 今回、この「Una Historia de Fandango」に収録された全12曲中、 1,2,4,5,8,9曲目の計6曲は「La Bamba: Sones Jarochos From Veracruz」 にも収録されている曲なので、聴き比べると色々興味深いな、 みたいな…残りの6曲も、 多分、新規で創られた曲ってのは、10曲目の、 「My Journey Has Just Begun」 という曲だけで、他のは、既に前からある曲なんじゃないかな… と…まぁ、ソレは、 ラス・カフェテラスが、LA生まれのメキシコ系米国人7人組のバンド、 なのに対して、 こっちのカンバラチェは、 ソン・ハローチョの本場メキシコ南部のベラクルス州出身の セサール・カストゥロが、ベラクルスのソン・ハローチョバンド Grupo Mono Blanco(グルポ・モノ・ブランコ) で、10数年活動した後に、21世紀になってから、米国に移住して、 2007年にイーストロサンゼルスでカンバラチェを結成し、 コンサートやプレゼンテーション、ワークショップ等を通じて、 伝統的なソン・ハローチョ音楽を広める音楽活動を展開している… そういうバンドだからっていう違いから、 来るのかな、 と漠然と想像したり。 …とりあえず、前述の「La Bamba: Sones Jarochos From Veracruz」 と重複する6曲に関しては、 比較して、テンポが速くなったんだなとか、 スローにしてたっぷり聴かせる感じに変えたんだな、とか、 色々興味深く思いながらも、 中には、向こうのアルバムでは2分18秒の曲を4分02秒くらいかけて、 たっぷりとやっていて、何か、 同じ曲とは一瞬分からなくなるような、そんな感じだったりも… …まぁ、ソレはソレで面白いんだけど… あと余談で… 11曲目「La Gallina」(ラ・ガイーナ)…は、 雌鶏とかひよことか、単語的にはそういう意味だけど… 歌われてる歌詞をパッと聴いた感じだと、 ガイーナとは発音されてないように聴こえるのが、 ちょっと気になるよね…ガヒィーナ…と聴こえる…… …息が多めに混ざったから、そんな感じに聴こえるってだけで、 スペイン語圏の人達には、 ちゃんとその単語だと伝わるものなのかな…と、素朴に思ったり… あ、それで、この11曲目は、 ソン・ハローチョのギターが、少しブルース調みたいな感じになってるのと、 曲の終盤で、ラップ調のヒップホップ系要素が組み込まれていて… その辺が、新しい感じでは、あるのかな… と…まぁ、だから、 そういう意味では、10曲目のはもう完全に、 スローテンポのソン・ハローチョのリズムに乗って、 歌うっていうより、英語で物語るような、そういう感じの曲で、 ソン・ハローチョとしては、 新しい境地の楽曲なんだろうな、という曲だったんで、 全12曲中、10曲目と11曲目の2曲だけは、 ラス・カフェテラスの「It’s Time」と同様に、ソン・ハローチョに、 新しい音楽要素を組み込んで融合した系の、 そういうアレだったな、 と。 まぁ、何にしても、そこそこ興味深く楽しめたし、 自分の中では、今後も、 「La Bamba: Sones Jarochos From Veracruz」 「It’s Time」 「Una Historia de Fandango」 というソン・ハローチョ楽曲アルバム3作品を1セットにして、 折りに触れて、繰り返し聴いて楽しみたいな、 と、そんな感じです。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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