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海のオベリスト

C.d.キング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562037940
ISBN 10 : 4562037946
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

優雅な船旅、満員のサロン。不意の停電とともに銃声が響き、ひとりの富豪が死体となった。4人の心理学者がそれぞれの推論から犯人像に迫るのだが…。“オベリスト・シリーズ”幻の第1作、遂に邦訳。

【著者紹介】
C・デイリー・キング : 1895〜1963年、アメリカ。心理学者でもあり「探偵小説界のオルダス・ハクスリー」ともうたわれた探偵小説黄金期の代表的作家

横山啓明 : 1956年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紅はこべ

    『毒入りチョコレート事件』+乱歩の「心理試験」か。重要人物が最後近くまで正体を隠しているので、その点本格としてはフェアではない。本格なら、情報は全部読者に晒さねば。犯人の行動が終わり近くに怪しくなってくるので、見当がついた。手がかり索引を見てやっぱりねと思った。推理比べをする心理学者が4人ともポンコツ。それが毒入りチョコレートとは違う。向こうは6人のうち最初の2人だけがポンコツ。本作は『探偵を探せ』でもある。心理学者の口を借りて、探偵小説への皮肉も。

  • みゅん

    読友さんの感想「鉄路のオベリスト」鮎川哲也翻訳が気になりシリーズ読めればいいなと思っていたら この本に出会いました、読まねば。豪華客船で起こる事件に乗客の心理学者達が謎を解明としようと各々の理論を展開していきます。この理論に何か違う、頼りないと感じ始め「手がかり索引」を覗いてみると「トランプのひとり遊びならいざ知らず、本書でのいかさまは厳禁」の注意書き。心理学者でもある作者に痛い所つかれました。読了後 索引に目を通し、再びその前後を読んでしまうのは作者の術中にハマった事になるのかな。次いってみよ〜

  • やっす

    オベリストシリーズの第一作目。心理学者でもあった著者の作品らしく、四人の心理学者が登場してそれぞれが独自の考察を展開するのですが、正直この部分は些か冗長だと思う。容疑者が二人に絞られたかに見せつつ意外な探偵役の登場を演出し、一気に真犯人逮捕へとなだれ込む終盤の展開はなかなか良いだけに余計にそう見えるのかも。肝心の手掛かり索引に関しては、気づいていたものとそうでないものもあったりして、これはこれで面白いですね。まあこれだけの手掛かりで真相を推理するのは無理じゃないかとは思いますが。w

  • おふねやぎっちらこ

    まあ面白かった。探偵小説黄金期の作品翻訳遅すぎないかい。

  • shiaruvy

    【2004.09.17 初版】

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