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まちづくりの新しい理論 Sd選書

C.アレグザンダー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306052109
ISBN 10 : 4306052109
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1989
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

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  • サラダボウル

    専門的でわからなかった‥。建築家である著者の関わった日本の高校を見た事があり、気になっていて。関東の郊外。2階建の小さな木造小屋が並び、教室との事。広大な緑豊かな敷地の中央に川が悠々と流れる。こんな高校あるのか!と驚いた。進学校ではない様子だが、生徒が羨ましいと思った。創立者:常に子どもと共にあれ 子どもには必ず光るものがある 子どもの可能性を信じよ 子どもに希望を持たせよ 鋳型にはめるものではない 育てるのだ 怒るな あらん限り褒めよ 謙虚であれ 怖れをもて 子どもを買い被るな‥ 。すごい人は色々いる。

  • roughfractus02

    「心地よい環境」(座れる階段や小さな人だまり等)を253パターン取り出し、それらの関連で環境が作られるとした『パターン・ランゲージ』(1977)刊行の翌年に著者は設計者なき自生的システムとしてまちづくりをシミュレートし、その理論、実験、評価を本書に記した(1987刊)。街全体の民主的調和を志向する著者は、アフォーダンスレベルでの情感を含む環境の小さな環境パターンが創発しつつ徐々に成長し大きな全体に向かう際、中心の必要や建築の内部と外部空間との質的関わり方の困難を通じてシステム思考を試練にかけるかに見える。

  • LM

    【通読】全体性を感じ取りながら、上からの押しつけにならないようにまちづくりをするためにはどうするかという本。アレグザンダーは全体性を感じ取る方法を、第2部「実験」で具体例を通じて書いているのだが、建築に明るくないため今ひとつイメージが湧かなかった。しかし、明らかに街にそぐわない建物(E.g. 新国立競技場のザハ案で紛糾したように)というのはあるし、主張には納得させられる。ただ、やはりホーリスティックな手法というのは門外漢に理解するのは難しい。ドウォーキンの法理論のようなものか。

  • ほーらん

    まちにおける中心の重要性が語られていて、その中心が形成されるプロセスが記されている。 明確なビジョンを持ち、そこで何が行われるのか、何を作るのかをはっきりとさせた上で都市に中心を据えその全体をデザインしていく。 色々な本に書いてあるように、トップダウン形式の都市づくりではなくセミラチスな構造を持つようなイキイキとした都市を作る、そうする事で様々な行為、コミュニティがシステマティックに混じり合う都市を再定義出来るのである。

  • y_yasuda

    「パタン・ランゲージ」が高いので手軽なこちらで済ませた。まちづくりの理論と実戦と評価で構成された本書。自らの理論のどれが不十分なのかは把握しているようだが、自己評価が甘くて、形容的で、何をもってそう評価しているのかが不明確だった。しかし、成長的全体性をもったまちづくりのための示唆に富むルール群があり、それは非常に有益だった。組織的構造物を設計する際に、部分と全体のフェーズをどう行き来すればよいかのヒントになる。

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