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白墨人形

C・j・チューダー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163908496
ISBN 10 : 4163908498
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

30年前、僕と僕の友人たちを恐怖に震え上がらせた異常殺人。それが今、甦る。あの事件の真相は? 詩情と恐怖が交錯する話題作。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    たしかにスティーヴン・キングっぽさがあり、出版社としては"売りやすい"作品なのかと思った。ミステリとしての仕掛けもふんだんに盛り込まれており、高いクオリティにある。じゅうぶんに面白いのだが、過去パートがあまりにもキング作品を連想させ、独自性が弱いことと、チョークマンをモチーフとすることで、全体の統一感を出すことや、ホラー色を強める狙いがあったのかもしれないが、あまりにも都合のいい偶然が重なりすぎていて、真相が明らかになった時に、逆に白けた気分になったのが短所といえる。歴史に長くは刻まれないタイプ。

  • 紅はこべ

    確かに『隣の家の少女』を絶賛したキングが好みそうな作品だ。中絶クリニックへの抗議活動って英国にもあったのか。アメリカの保守系のイメージだったけど。タイトルから連想した踊る人形とは関係なかった。語り手のグループの少年達がそれぞれ秘密を抱え、罪を犯していた。中でも最も普通に見えた語り手が最も深い闇を抱えていた。ラストがもっと暗い未来を暗示して、ゾクッ。

  • nuit@積読消化中

    大好きなキングが「わたしの書くものが好きなら、この本を気に入るはずだ」と推薦するだけあって、確かにキングっぽさもあったが、やはりキングにはまだまだ敵わない。しかし、本書はとても読みやすく、単なるミステリーではなく、私好みのホラーっぽさもちょくちょく出してくれるのでイッキ読みでした。この作家さんは今後も読んで行きたいです。

  • KAZOO

    キングがかなり推薦しているということなので、もっともっとおどろしいものを期待したのですが若干肩透かし気味でした。私は皆さんが書かれているほどには嫌悪感をもたなかったのですが、若干麻痺してしまったのでしょうか?2016年とその30年前の1986年のことが交互に出てきて、5人の仲間たちがというと、ITやスタンドバイミーを思い起こします。エンターテイメントとしては成功しているのでしょう。

  • Aki

    英国の田舎街の雰囲気漂う中、少年時代と現代のパートを織りなし独白が続く。暗鬱とするような事件が続くが、リズムが良いのか読みやすい。ラストの衝撃は期待ほどではなかったが、良質のミステリと感じるに充分な出来栄え。これがデビュー作とは恐れ入る。次作にも期待したくなる。

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