CD

Latin Motets: Klava / Latvian Radio Cho

Bruckner (1824-1896)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
NYCX10346
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description


日本語解説付き
ラトヴィア放送合唱団、国内仕様盤の登場


現代ヨーロッパに数あるプロフェッショナル室内楽合唱団の中でも、トップクラスの実力を誇るラトヴィア放送合唱団。日本への紹介は遅れていましたが、2017年にハインツ・ホリガーが自作上演に際して「この合唱団でなければ!」と指名して初来日。その超絶的なテクニックとアンサンブルの妙技に触れた聴衆の間でセンセーショナルな話題となりました。最近では「ONDINE」からジョン・ケージの合唱作品集をリリースして卓越したテクニックとセンスを見せつけ、高い評価を呼びました。このディスクでは現代音楽から離れてブルックナーのモテットに取り組み、ヨーロッパの正統的な教会音楽としての美しさ、オーソドックスな合唱団としての力量の高さを聴かせます。
 クローンシュトルフ・ミサ曲などこの中の何曲かは、ブルックナーがザンクト・フローリアンやリンツなどでオルガン奏者・合唱指揮者として活躍していた40歳くらいまでの間に書かれており、作曲家自身が「未熟な作である」と考えて公表を控えていたものです。そのため演奏機会に恵まれずにいましたが、近年になって真価が認められ、演奏の機会も増えています。どの曲にもブルックナーらしい敬虔な宗教心を感じさせる美しさがあります。
 国内仕様盤には歌詞の日本語訳と石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語解説が付属します。(輸入元情報)


【収録情報】
ブルックナー:
1. 正しい者の口は知恵を語り WAB30
2. キリストは従順であられた WAB11
3. この所は神により作られた WAB23
4. アヴェ・マリア WAB6
5. リベラ・メ ヘ短調 WAB21
6. クローンシュトルフ・ミサ曲(グローリアとクレドのないミサ曲)ニ短調 WAB.146(キリエ/サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ)
7. タントゥム・エルゴ この故に我らは大いなる秘跡を崇む WAB32
8. タントゥム・エルゴ WAB41
9. タントゥム・エルゴ WAB42
10. タントゥム・エルゴ WAB43
11. エサイの枝は芽を出し WAB52
12. パンジェ・リングァとタントゥム・エルゴ WAB33
13. 救い給え、御身の民を WAB40
14. マリアよ、あなたはことごとく美しく WAB46
15. 王の御旗は翻る WAB51


 ラトヴィア放送合唱団
 ヤーニス・クルシェヴス(テノール:14)
 クリスティーネ・アダマイテ(オルガン:5,9,10,14)
 シグヴァルズ・クラーヴァ(指揮)

 録音時期:2020年3月2-5日
 録音場所:ラトヴィア、リガ大聖堂
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)


Customer Reviews

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ブルックナーの合唱曲は全て、ブルックナー...

投稿日:2021/04/08 (木)

ブルックナーの合唱曲は全て、ブルックナーの世界そのものである。特にモテットは交響曲のような構造上の問題がないこともあり、ブルックナーの和声に身を浸すことのできる至福の瞬間である。日本には早くからペータース版の楽譜が輸入されており1970年代には既にアマチュア合唱団のレパートリーだった。WAB11,23,30,51あたりは大名曲だが, 特にWAB52のVerga Jesseはブルックナー合唱曲の白眉とも言える。これほどの名曲揃いだが、録音となると1966年のヨッフム、85年のフレーミヒ、98年のガーディナーあたりが国内盤で入手出来たものの、ミサと併録が多こともあり、録音に恵まれていた曲とは言えないだろう。そんな中登場したこのディスクだが、とにかく上手い。ヨッフム盤ではオールドスタイルでヴィブラートかけまくりのヴェルディのような合唱だったが、ここでは恐るべきノンヴィブラートで静謐かつ至純のハーモニーが聴ける。これは本当にありがたい。また最高傑作のVirga Jesseはブルックナーの指定がallabreveであるものの、これで演奏するとフレージングがせせこましくなるため、4/4が望ましいのだが、この辺りもしっかり押さえてくれている。クラーヴァは決して大袈裟にならず、節度を保った指揮であり、それがモテットにはふさわしい。重箱の隅をつつくと少しバスが弱いが、逆にそれがハーモニーの純度をあげているとも言えるし、ブルックナーのモテット集の名盤の誕生を喜びたい。ブルックナーはカトリックだったので宗教曲が多いが、自身がリンツで男声合唱団にいたこともあり、男声合唱の世俗曲も多い。ところが録音はほとんどない。あと3年で生誕200年だし、どこぞで録音してくれないものだろうか。

てつ さん | 東京都 | 不明

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