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分散システムデザインパターン コンテナを使ったスケーラブルなサービスの設計

Brendan Burns

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873118758
ISBN 10 : 4873118751
Format
Books
Release Date
April/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は、コンテナを使った分散システムのデザインパターンについて解説する書籍です。コンテナとコンテナオーケストレーションを使うことで、分散システムの設計をパターン化でき、スケーラブルで信頼性の高いサービスをすばやく構築できます。はじめにシングルノードパターンとして、分散システム内の個別ノード上に存在する再利用可能なパターンやコンポーネントについて説明し、次にWebアプリケーションのように継続的にサービスを提供するシステムを対象にしたマルチノードの分散パターンを紹介します。さらにイベント駆動処理、ワークフローの統合を含む大規模なバッチデータ処理の分散システムパターンを解説します。可用性の高い分散システムの開発が効率的に行えるパターンを多数紹介する本書は、開発及びインフラエンジニア必携の一冊です。

目次 : 第1部 シングルノードパターン(サイドカー/ アンバサダ/ アダプタ)/ 第2部 マルチノードパターン(レプリカがロードバランスされたサービス/ シャーディングされたサービス/ スキャッタ・ギャザー/ ファンクションとイベント駆動処理/ オーナーシップの選出)/ 第3部 バッチ処理パターン(ワークキューシステム/ イベント駆動バッチ処理/ 協調的バッチ処理/ まとめ:新しい始まり?)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ninn.atsu

    デザインパターンの本なので、コンテナの基本とかある程度の考え方を理解した上で読むと非常に興味深く読める。コンテナでシステム設計をするときにどういう思想で行えば良いのかについて書いた上で、具体的な例題を載せているので、為になる。後半は本当に必要なのか、使う機会が来るのかなという感じで流し読みしました。少し利用するケースが少ないように思う。知識として知っていれば、設計の幅が広がると思うので、コンテナ関連のシステム設計を行う時には隣に置いておくと良いかも。それほど分厚い本でもないのでさらっと読めるのも良いかな。

  • Pamyu

    - シングルノード(サイドカー(機能拡張)、アンバサダ(ノード内に大使館を置くことで外部に出やすく)、アダプタ(外からの振る舞いをプロキシして変更)) - マルチノード(ロードバランス/シャーディングとキャッシュ/スキャッタギャザー) - FaaS ( イベント駆動。マイクロサービスとの違い、同期/非同期 ) - オーナーシップ選出 (etcd) - バッチ処理 (キュー / イベント駆動 / ワークフローの要素(コピア、フィルタ、スプリッタ、シャーダ、マージャ) / JOINパターン ) PubSub

  • 浮光

    文鳥の本。2010年代後半から事例紹介とかで見られるようになった分散システムのパターンを解説してくれる本。2020年代の開発ではマストなバックエンド知識になると思う。めっちゃ人に勧めたい。

  • funa1g

    分散処理といっても、FaaSのようなパーツとして処理を行うものから、コンテナオーケストレーションやバッチ処理のような連携して処理をするタイプまで幅広くデザインパターンが紹介されている。一部はk8sやFargateでのPodの設計に使えるコンテナ間の連携のパターン、二部はk8sのDeploymentのようなコントロールプレーンの設定のパターンを中心に、三部ではKafkaやdigdagのようなイベント・バッチ処理に焦点を当てて。自分が必要なところを読むのが良いと思う。

  • yo_C_ta

    シングルノード、マルチノードのサーバそれぞれに対して、コンテナ配置のセオリーを具体例を踏まえて説明されており、体系的でわかりやすい。また、ユーザビリティを最大限に引き出しつつも、信頼性を保つための基本的な考え方についても言及していて、実践的でもある。いくつかの章では実際のアプリケーションを例に上げてデザインパターンを適用しているのもイメージが湧いて良かった。

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