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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2 新潮文庫

Brady Mikako

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101017532
ISBN 10 : 4101017530
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

英国の元底辺中学校に通うぼくの日常は、今日も世界の縮図のよう。摂食障害や薬物依存について考えたり、フリーランスで生きていくための授業。ノンバイナリーな教員。生徒たちが公約を読んで投票するスクール総選挙。声ひとつで人種の垣根を越えるソウル・クイーンな同級生。事件続きの毎日の中で少年は大人の階段を昇っていく。120万人が泣いて笑って感動した親子の成長物語、ついに完結。

【著者紹介】
ブレイディみかこ : 1965(昭和40)年福岡生れ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、’96(平成8)年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。2017年『子どもたちの階級闘争』で新潮ドキュメント賞を、’19(令和元)年『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』でYahoo!ニュース|本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホッパー

    日本に住んでいると感じられないことや、考えさせられることが多い。読んでよかった。

  • 里愛乍

    前作がかなり良かったので文庫化を機会に購入。すっかり成長している息子くん、考え方もちょっとクールになって近所のおばちゃんの如くこの先が楽しみになる。ここ数年で自分の地域もいろんな国の風習の人たちが増え続けている。悪気が無いってのは非常に厄介ではあるけれど、想像力≠アの感性は鍛えていきたいと思う。個人的に引っ越していった元隣の彼女のこれからが気になった。楽しくやっていってほしいな。

  • chinayo

    作家のブレイディさんと息子君の関係性と会話が凄くよくて、また息子君の感受性が素晴らしく、もうカワイイったらなかった。 印象深い所は、父親が息子君に「俺みたいにはなるな」と言って、それを聞いた息子君が父親がその言葉を言わなけばならない不条理さに涙する場面が複雑だった。

  • あきぽん

    日本よりずっと多様性の進んでいる国イギリスの、中学生子育てライフ。著者の息子がいい子過ぎやしないか、元底辺公立中学なのに程度が高すぎやしないか、と下衆た勘繰りもしてしまうけど。日本の若者は今でも「個性的」よりも「量産型」が望まれるようだけど、少しずつ変わっているんだろうと信じたい。

  • piro

    ブレイディ家の息子くんを中心に綴られるノンフィクション続編。日本の中学2年生にあたる年齢となり、より深淵で思慮深い少年に成長した息子くん。様々な家庭環境の友人達と関わる事で、そんな利発な子に育ったのだと思います。ブレイディ夫妻と息子くんの関係性もとても良い。日本の中学二年生はこんなに大人じゃ無いよなと感じつつ、彼のさらに成長した姿も見てみたくなりました。日本と比べてだいぶ大人な印象を受ける子供達。その姿は近い将来の日本の中学生の姿かもしれません。

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