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音楽と数学の交差

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272440382
ISBN 10 : 4272440381
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

音楽と数学は現代では異なる分野とされるが、実は古代文明の時代から深い関連性が意識されていた。両者の関係を、音響理論などの裏付けとして考えるのではなく、宇宙や無限、生きるということに関わらせて捉え直す。

【著者紹介】
桜井進 : 1968年山形県生まれ。sakurAi Science Factory主宰、サイエンスナビゲーター。東京工業大学世界文明センターフェロー

坂口博樹 : 1953年東京都生まれ。作曲編曲家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やいっち

    音は数の表れ。音楽は身体化された数。深く楽しき洞察。音楽が決して音学でないように、数学が数楽であったら、世界が違って見えるに違いない。音楽のセンスもある数学者は、世界はどんな風に見えているのだろう。  音は数の表れ。音楽は数学の表現。あるいは絵画などの芸術も宇宙の一番深い芯を探り描く営為なのではないか。それにしても数学こそは至上の音楽なのだとしたら、改めて数学的センスの持ち主に嫉妬してしまう。

  • KAZOO

    櫻井さんの数学に関する随筆の本はいくつか読んだことがあって楽しめました。その櫻井さんと音楽家のコラボレーションでかなり興味をひく本が出来上がっていたようです。古代ギリシャや日本の江戸時代などから数学と音楽は結構関係があったということがよくわかります。特に数学の中の音楽というところで素数を取り上げているのが目を惹きました。

  • 原玉幸子

    数学が芸術の何たるやに関わっているのは予感として大いに頷けるので購入したのですが、第1章の12音階の仕組みは良くても、其々の歴史を辿る第2章はやや無理がある展開の気がして、「数学と音楽に通底する何かをロマンチックに語って欲しい」と、途中から意識がスローダウンしました。ところが、音楽と数学に関連した未来予測の第3章は瞠目。数学の本質は、(無限でなくて)「ランダム」。そして、音楽の本質は「時間」。いつか別の視点から「音楽は時間」と語るその感性を追究してみたいと、ちょっと震える感動でした。(◎2023年・冬)

  • 玖良やまだ

    異分野?のもの共通点を思考・考究していく。宇宙物理学と原始仏教なども僕が好きなジャンルだ。入り混じったものではなく、純粋であるほど共通点を見いだせる。人間関係も同じだ。異業種間交流を行う。そこに新しい発見があり、発想が浮かぶ。視点が全く違うから面白いのだ。たとえば「ピーマン」ひとつでも話い合うと学ぶことが多い。音楽を数学的に言えば「数の比の美を極める調和の学」である。アインシュタインは「私にとって死とは、モーツァルトを聞けなくなるということ」と言っている。

  • りょうみや

    7年ぶりに軽く再読。音楽の数学性は、昔は音楽は数学の一分野であったように、音階、音程などは数字そのものであり、音律の規則性も数学と関連性があり納得感はある。しかし、数学の音楽性ないし、数学と音楽の共通性については、主観的、感覚的な記述とならざるを得ない。本書では心への響きやその芸術性としてまとめられている。個人的にはどちらも科学であり芸術でもあるということで納得する。

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