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見えざる宇宙のかたち

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000060431
ISBN 10 : 4000060430
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

家禽業者になりかけた中国の少年ヤウは、一か八かで数学に賭けた。強くひかれた幾何学への道は、“宇宙の形”へとつながっていた…。いまや宇宙論には欠かせない「カラビ=ヤウ多様体」の生みの親であるフィールズ賞受賞者シン=トゥン・ヤウが、自らの数奇な半生と「見えざる」次元の幾何学への熱い想いを、多数の図版と平易な解説とともに語り尽くす。

目次 : 来たるべきものの形/ 余白のなかの宇宙/ 自然の秩序には幾何が潜んでいる/ 新たなる“金槌”/ 真であるには、できすぎている/ カラビ予想の証明/ ひも理論のDNA/ 鏡を通して見てみれば/ 時空のよじれ/ 現実世界に立ち戻る/ カラビ=ヤウを超えて/ ほころびる宇宙/ 余剰次元を探す/ 真理、美、そして数学/ 幾何学の終焉?

【著者紹介】
シン=トゥン・ヤウ : 1987年よりハーヴァード大学教授。現在は学科長。フィールズ賞、アメリカ国家科学賞、クラフォード賞、ヴェブレン賞、ウルフ賞を受賞。アメリカ科学アカデミー会員

スティーヴ・ネイディス : 雑誌『アストロノミー』寄稿編集者。ハンプシャー・カレッジ卒。20冊以上の本を執筆および寄稿。マサチューセッツ工科大学客員研究員、憂慮する科学者同盟研究員、世界資源研究所顧問、ウッズ・ホール海洋研究所顧問、公共教育放送WGBH/NOVA顧問

水谷淳 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kthyk

    西行や一茶が歌った、この世の「花」を離れ、あの世とは異なる「宇宙」を読みつづけているが、一向に、花咲くリアルなこの世のカタチが見えてこない。エジプトやピタゴラス以来、カタチを図として描くのは幾何学の仕事だ。この書はカラビ・ヤウ多様体でフィールズ賞を受賞した数学者が解説した宇宙のカタチ。著者はブライアン・グリーンの「エレガントな宇宙」の超弦理論をトポロジカルに解説する。しかし、図では描けないカタチとしての「宇宙」の幾何学。カタチにならないこの世の「花」をどう描けばよいのか、またまた西行や一茶に戻るとしよう。

  • yooou

    ☆☆☆★★ カラビ-ヤウ多様体の生みの親あるシ=トゥン ヤウが書いた本なのでとっても期待して読んだのだけどちと専門的すぎ、ほんとんどわかりませんでしたよ。

  • セシル☆

    カラビヤウ多様体はヤウによって約40年前に存在が証明された空間だが、それは物理、特に弦理論に対して、とてつもなく大きな影響を持っている。この本を読む限り、もはや、弦理論の殆どがカラビヤウに依存していると言えるほどである。最近の物理学では非ケーラーな多様体を求めているという講演を聞いたことがあるが、それを得るのは非常に難しく、また結局カラビヤウを経由する方法になるようなので(10章)今後もカラビヤウ多様体の研究は重要な分野となるだろう。 一般向けに書かれているが、数学物理の専門知識が無いと理解し難いと思う。

  • EnJoeToh

    良い本。専門的ではあり。

  • 坂口衣美(エミ)

    文系の私にこの本は…あうあう。と言いつつ、このテの本たまに読みたくなります。理解はできなくても、雰囲気ぐらいは感じるんです。読み終わったあとは世界が違うように見える…気がする。そーいう感じが読書の醍醐味な気もするの。

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