英語到達度指標cefr-jガイドブック

昨年注目されるＣＥＦＲ（欧州言語共通参照枠）。本書は、ＣＥＦＲが採用した「ＣＡＮ‐ＤＯリスト」形式に則り、新たに策定された日本人学習者の英語到達度指標「ＣＥＦＲ‐Ｊ」の概説書である。ＣＥＦＲ‐ＪのＣＡＮ‐ＤＯリストの内容をレベル・スキル別に詳しく解説するほか、ＣＡＮ‐ＤＯリストの作成、指導への活用にも役立つ１冊。

目次 : １　ＣＡＮ‐ＤＯリストの原典：ＣＥＦＲとは？（ＣＥＦＲができた歴史的な背景とは？/ ＣＥＦＲの理念である「行動指向アプローチ」とは？/ ＣＥＦＲが前提とする「複言語主義」とは？　ほか）/ ２　ＣＥＦＲ‐Ｊを理解する（ＣＥＦＲ‐ＪとＣＥＦＲとの関係は？/ ＣＡＮ‐ＤＯリストの表す能力とは？/ ＣＡＮ‐ＤＯリストのディスクリプタの含むべき要素は？　ほか）/ ３　ＣＥＦＲ‐Ｊを活用する（Ｐｒｅ‐Ａ１レベルのＣＡＮ‐ＤＯの特徴とその指導法とは？/ Ａ１レベルのＣＡＮ‐ＤＯの特徴とその指導法とは？/ Ａ２レベルのＣＡＮ‐ＤＯの特徴とその指導法とは？　ほか）

【著者紹介】
投野由紀夫 : 東京外国語大学大学院教授。専門はコーパス言語学、第二言語語彙習得、辞書学。現在はＣＥＦＲのレベル別学習者コーパスをもとにした英語学習者のプロファイリング研究を中心に行っている。８年間にわたり、科研費基盤ＡでＣＥＦＲの日本の英語教育への適用を実証的に研究し、ＣＥＦＲ‐Ｊを発表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）