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ISBN 10 : 4000247832
Content Description
冷戦の終焉、戦後五〇年という節目において、またイラクやアフガニスタンでの新しい戦争が進行するなかで、日本とアメリカは、アジア太平洋戦争の記憶をどう呼びおこし、何を忘却してきたのか―。ポスターや着物に描かれた戦争宣伝や修辞、ヒロシマ・ナガサキの語られかた、戦後体制のなかで変容する「平和と民主主義」、E.H.ノーマンの再評価など…。過去をひもとき、いまと対置することで「政治化」された歴史に多様性を取りもどす、ダワーの研究のエッセンスが凝縮された、最新の論集。一九九三年以降に発表したエッセイ・評論に、著者自身による書き下ろしの解題をつける。
目次 : 第1章 E.H.ノーマン、日本、歴史のもちいかた/ 第2章 二つの文化における人種、言語、戦争―アジアにおける第二次世界大戦/ 第3章 日本の美しい近代戦/ 第4章 「愛されない能力」―日本における戦争と記憶/ 第5章 被爆者―日本人の記憶のなかの広島と長崎/ 第6章 広島の医師の日記、五〇年後/ 第7章 真の民主主義は過去をどう祝うべきか/ 第8章 二つのシステムにおける平和と民主主義―対外政策と国内対立/ 第9章 惨めさをわらう―敗戦国日本の草の根の諷刺/ 第10章 戦争直後の日本からの教訓/ 第11章 日本のもうひとつの占領
【著者紹介】
ジョン・W・ダワー : 1938年生まれ。アマースト大学卒業。ハーバード大学博士号取得。日本近代史・日米関係史。マサチューセッツ工科大学名誉教授
外岡秀俊 : 1953年生まれ。東京大学法学部卒業。朝日新聞社で学芸部、社会部、ニューヨーク、ロンドン特派員、編集委員などを歴任。現在、ジャーナリスト活動を続けながら、北海道大学公共政策大学院(HOPS)研究員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Miyoshi Hirotaka
読了日:2014/11/30
1.3manen
読了日:2014/02/27
cape
読了日:2017/09/08
Homo Rudolfensis
読了日:2021/08/16
KAZOO
読了日:2014/01/29
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