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ISBN 10 : 4121022572
Content Description
『全体主義の起原』『人間の条件』などで知られる政治哲学者ハンナ・アーレント(1906‐75)。未曽有の破局の世紀を生き抜いた彼女は、全体主義と対決し、「悪の陳腐さ」を問い、公共性を求めつづけた。ユダヤ人としての出自、ハイデガーとの出会いとヤスパースによる薫陶、ナチ台頭後の亡命生活、アイヒマン論争―。幾多のドラマに彩られた生涯と、強靱でラディカルな思考の軌跡を、繊細な筆致によって克明に描き出す。
目次 : 第1章 哲学と詩への目覚め―一九〇六‐三三年(子供時代/ マールブルクとハイデルベルクでの学生生活 ほか)/ 第2章 亡命の時代―一九三三‐四一年(パリ/ 収容所体験とベンヤミンとの別れ)/ 第3章 ニューヨークのユダヤ人難民―一九四一‐五一年(難民として/ 人類にたいする犯罪 ほか)/ 第4章 一九五〇年代の日々(ヨーロッパ再訪/ アメリカでの友人たち ほか)/ 第5章 世界への義務(アメリカ社会/ レッシングをとおして ほか)/ 第6章 思考と政治(「論争」以後/ 暗い時代 ほか)
【著者紹介】
矢野久美子 : 1964年、徳島県生まれ。2001年、東京外国語大学大学院博士後期課程修了。学術博士。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/04/15 (木)
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