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ISBN 10 : 400029170X
Content Description
原子爆弾による被ばくから七〇年を経過した今日、私たちは広島・長崎やビキニでの被ばくと福島の原発事故とをつないで考え、改めて「脱原子力」に向けて歩み出さねばならない。そのためには、これまで日本がとってきた原子力政策が問い直される必要がある。本書は、戦後日本の原子力政策を見直し、それが依拠してきた「安心・安全」と「平和利用」という二つの虚構がどのようにして維持されてきたのかを、政治や学界の動き、国内外の事件・事故などに焦点を合わせ一年ごとのトピックで綴る。
目次 : 序 ヒロシマ・ナガサキ以前―一九四二年新世界誕生/ 1 原爆から水爆へ―核秘密の拡散四五‐五二/ 2 「平和のための原子力」―核マジックのはじまり五三‐七二/ 3 原発推進の一五年間―ひずみの蓄積七三‐八六/ 4 日本の核利用推進と欧州のみどりの風八七‐〇〇/ 5 事故続発と原発ルネッサンス〇一‐一〇/ 6 東京電力福島第一原発事故の衝撃―日本の覚醒一一‐一五
【著者紹介】
常石敬一 : 1943年生。1966年東京都立大学理学部物理学科卒業。長崎大学教養部講師・助教授・教授を経て、神奈川大学経営学部教授。現在は同大名誉教授。科学史・科学思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1.3manen
読了日:2015/10/29
ダンボー1号
読了日:2016/01/14
かんがく
読了日:2019/12/01
takao
読了日:2019/12/13
Mealla0v0
読了日:2017/06/20
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