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神学校の死 Hayakawa Pocket Mystery Books

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150017194
ISBN 10 : 4150017190
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

事故か、自殺か、他殺か。人里離れた全寮制神学校で起きた学生の不審な死。父親の圧力で現地へ赴くダルグリッシュ警視長だが、その目前で無残な殺人が…。ミステリの女王、5年ぶりの話題作。

【著者紹介】
P・D・ジェイムズ : 1920年生まれ。看護婦勤務を経て、62年に作家デビュー。CWAシルヴァー・ダガー賞を三度獲得し、ダイヤモンド・ダガー賞も受賞している。91年には一代貴族に推挙された

青木久恵 : 1966年早稲田大学文学部英文科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 星落秋風五丈原

    冒頭は聖アンセルムズ神学校の住み込み看護婦であるマーガレット・マンローの手記から始まる。学生ロナルド・トリーヴィスが近くの砂浜で砂の下に埋もれて死んでいるのを発見したのが彼女だった。同校のマーティン神父がマーガレットに「小説のように経緯を書き留めるように」と勧められてのことである。ところがこの手記は突然終わりを告げる。マーガレットが身近な人のふとした事から事件に関連する“何か”を思い出し、“もっとも関わりのある人”に話した後に、何者かが彼女を訪ねてくる。読者の予測通り、訪問者は死神だった。

  • あっちゃん

    神学校という設定のせいか時代的には携帯電話もある年代なんだけど、昔懐かしいイメージのある作品(笑)クリスティを思い出させる各登場人物の、それぞれの事情の細やかな描写も古い価値観の女性達もレトロ感満載で読ませてくれる!

  • kyoko

    2つ目のP.D.ジェイムズ。だんだんと語り口に慣れてきた。重厚で緻密な描写。いちいち読むのは大変だったけど、とにかく冷たい海が眼前に広がる断崖絶壁の近くにある英国国教会の教会と神学校。そこの神父やら学生やらとそこで働く人たちの絡み合った過去と人間関係の中で起こった事件。スコットランドヤードの管轄ではないがダルグリッシュが乗り込んでいく。謎解きや反転はいまいちだったけど、雰囲気は十分堪能させていただきました。次もいこ。

  • bapaksejahtera

    小さな神学校で学生の不審死。一旦は事故と処理されたが有力者である父親がロンドンをに働きかけ、休暇中のダルグリッシュが再捜査に当る。本シリーズもこうした処理でなければ警視庁の介入を望めない。きつい処だ。結局幾つかの殺人事件が引続き出来し、犯人は意外にも長い小説中余り注目の宛てられていなかった人物。著者の作品は丁寧で興味を引く書きぶりで頁が進むのだが、本作には苦労した。偶々不調だったせいなのか、不自然で無意味な殺人、英国国教会でもカトリック色の強い高教会派の学校が舞台だった為か「神父」という訳語も気になった。

  • Ayah Book

    P.D.ジェイムスさんにしては、イマイチな方かなぁ。神学校という舞台設定や、キャラなどは良いのだけど、それがいまいちストーリーや謎解きと絡み合ってないような。。。つまらないわけではないんですが。

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